大和上市駅「ひかり食堂」から吉野川沿いの楢井集落へ
これがひかり食堂
「ひかり食堂」を再訪
前回は大淀町の水分神社まで来た後、近くの大和上市駅まで行き、駅前の「ひかり食堂」でランチにしようと思いました。
ひかり食堂は前に一度食べた事がありましたが、とにかくドラキュラ城的な外観が目を引きます。
駅から見るとちょっと古い普通の食堂ですが、裏側から見ると廃墟そのものです。
建物は高台の上に建っているように見えるが、実際は下の地面から4階建てになっていて、3階部分が食堂です。
1階は高い石垣を組んだ土台の上に建っていて、その石垣が実は川を通すトンネルの上に組んであります。
文章で説明しても分からないと思いますが、写真で見たほうが分かりやすいです。
去年食べた時は老夫婦がやっていて、ランチタイムには他にも客が居たので、そこそこ流行っていました。
今回はなぜが休業日に当たってしまい食べられなかったのだが、おそらく今も営業している筈です。
ドラキュラ城のひかり食堂がある高台を降りると、吉野川に沿った国道があるが、裏道の細い旧道をあえて通ります。
一応駅で電車などを撮ってみる
本日休業の札があり撃沈
裏側はこうなっていて、どこが土台なのか分かりません
石垣の上に4階建てになっていて
下はトンネルで川が流れています
吉野川周辺の傾斜集落や農村を巡る
元々は裏道しかなく国道は後でできたようで、裏道には古い民家や古い商店の跡などが残っています。
国道169号に出て吉野川を遡ると、左側の急斜面を上る細い道があり、そこが楢井という集落です。
山の上の斜面に造られた集落を山岳集落と言い、そこまで山岳では無いもののよくこんな場所に村を作ったなという印象です。
集落には農家が点在しているが見かけるのは高齢の女性ばかりで、若者や男性はあまり見かけません。
それぞれの農家には庭先に花が植えられていて、名前は分からないものの景色に彩を添えていました。
楢井集落を後にして、前に来たことがある喜佐谷という集落がもう一度見たくなって立ち寄りました。
良くある過疎の農村なのだが、途中に桜木神社という桜の名所があり、春から秋には賑わうようです。
今回は裏道を通って大滝ダムに出る計画だったのだが、去年9月の台風で道が通行止めになっていて、あえなく終了になりました。
京都から奈良にかけて至るところで通行止めがあり、まだかなりの道が工事中になっています。
大和上市駅近くの鉄橋、夕陽が当たるととても綺麗でしょう
裏通りには古いハンコ屋とかが残っている
こういう新聞屋が日本中にあった
国道169号に出て斜面を登ります
楢井集落はこのような農家が点在している
村の八幡神社の苔
村から出る坂道は花が咲いてピンク色でした
次は喜佐谷集落、この家は軽く30年は放置されてる感じだが、郵便受けがあるので住居だったかも知れない
個人用モノレール、人が歩ける道もあったので、この上に民家があるのでしょう
山間地では薪を使っている家が多い
1月の事件は鹿や猫が車にひかれた事だそうです
洗濯物が干してある家は人が住んでいます
おわり