秋の明日香村へ行くがまたも雨に阻まれる
栢森展望台からの景色
明日香村栢森
奈良県明日香村に前回行った時は雨に降られたうえ、カメラを落とす失敗もあり散々だったのでリベンジに出かけました。
どうもその場所に行くと天気が崩れる場所があって、奈良県宇陀市と明日香村がそうです。
大坂や京都や奈良県平野部が「晴れ時々曇り」なら確実に曇り、「曇り時々雨」なら雨という感じです。
紅葉を撮りたかったのだが今年はあまり撮れておらず、明日香村なら簡単に撮れるだろうと踏みました。
本当は明日香村の平野部を回った後、山地の方の有名な談山神社も行こうと思ったのだが、お決まりの雨が降りました。
談山神社は奈良県随一の紅葉スポットと観光サイトに書かれていて、秋以外には行ったことがあります。
もう一つの目的はまだ行っていない明日香村の僻地の神社に行ってついでに集落を見ることで、こちらは目的を達しました。
明日香村は村といっても平地の観光地なので過疎集落や限界集落は少なく、どこもそれなりに栄えています。
都会から明日香村に行くと田舎だと感じるが、もっと南部から明日香村に来るとむしろ「都会だ」と感じます。
どの家も屋根が崩壊しておらず道はきれいで新しい自動車が車庫に止まっていて、人々の服装もすこしオシャレです。
明日香村のどこからでも10分ほどで買い物をする場所があるので、田舎だけど過疎地とは言えない。
そんな中で南部の山中にある栢森は人口が急減していて、多くが空き地になっている限界集落でした。
吉野町の千股集落から芋峠を抜けて明日香村栢森に出ます
芋峠付近で鹿が道路を走っていました
すぐに森に隠れました
奈良公園以外の鹿はこんな感じです
本当は色鮮やかだったんですが、曇りで森の中なのとコンデジなのでぼやけています
栢森の加夜奈留美命神社は西暦700年台には存在したと伝えられている
苔が生えている他は普通の佇まい
栢森の集落から山に入る
道端の小屋が良い味を出している
日本昔ばなしやトトロに出てきたような小屋
小さな棚田が並んでいたが放棄された場所のようだ
観光客や猪、鹿などから農地を守るためネットがある
上から見ると使われている農地も多い
栢森展望台に行く道だが落ち葉だらけ
右の道から上がり、くるっと回って左の道に上がります
ここで通行止めと思ったが、鹿猪避けなので勝手に開けて通れと書いてある
奥に進むと人が住んでいる集落があった
これは驚き
奥に進むとまた鹿猪の柵があったので開けて通る
大仁保神社に着くがここで雨が降り始める
階段を上がると大仁保神社だが雨足が強くなった
神社に展望台が併設されています
双眼鏡を覗くと明日香村が見える
つづく