秋雨の飛鳥寺と明日香村
冬はカメラの違いが大きくなる
最近カメラRX100(無印)に限界を感じていて、晴れの日は良いんですが曇りと日陰だと色が出ません。
かといってHDRなどの補正機能を使うと「補正しました~」みたいにギンギラギンの写真になります。
RX100は1型センサー搭載で普通のコンデジより大きいが、5万円前後のミラーレスよりかなり小さいです。
レンズももっと小さいコンデジより大きいがミラーレスとは比べるべくもない小ささです。
センサーとレンズが小さいので少ししか光を取り込めず、写真は自然光に依存しています。
つまり曇りや森の中など自然光が入らない場所では、もうお手上げなんですね。
RX100無印はアマゾンで3万8千円くらい、安いミラーレスは5万円弱なので、ミラーレスを買えば良かった。
コンデジの利点としてはポケットや小さいカバンに入り持ち歩ける、確かにこのメリットはあり、あらゆる場所に持ち歩きました。
一番小さいミラーレスでもレンズ分の厚みがあるので、ポケットには入らないでしょう。
明日香村栢森の大仁保神社で雨が降り出しました
落ち葉が幻想的な風景を作っていました
栢森の一番奥の集落にはまだ人が住んでいる
こういう農家は田舎でも少なくなった
栢森展望台から明日香村に戻る道
目で見た時はもっと色鮮やかで透明感があった
雨が強いので明日香村の石舞台休憩所に避難
日本最初の本格寺院、飛鳥寺
今回は明日香村の山地に行く予定だだったが雨が降ったので飛鳥寺に避難しました。
春から夏は混んでいますが11月末で小雨だったのでガラ空きでした。
飛鳥寺は日本最初の仏教寺院で西暦587年から、百済より僧と技術者(寺工2名、鑢盤博士1名、瓦博士4名、画工1名)を招いて建てた。
飛鳥寺の築造には長い年月がかかり、一応の完成は593年だがその後も建物が追加され当時は最大級の寺院だった。
飛鳥から平城京に遷都した後に火災で焼失し、江戸時代には門すらなく小さな堂に仏像があるのみだった。
現存する飛鳥寺は文政8年(1825年)に個人が私財を投じて建てたもので、飛鳥時代のものは残っていない。
だが発掘調査では593年に建てられた金堂の真上に現在の飛鳥寺本堂があり、当時は五重塔を囲む壮大な伽藍があった。
今の飛鳥寺の規模は地方の中規模の寺程度で往時に遠く及ばないが、飛鳥寺から見る農村風景はおそらくあまり変わらない。
飛鳥寺の裏側には大化の改新で中大兄皇子に首を刎ねられた蘇我入鹿の首塚があり、周囲には花畑がある。
これが日本最古の飛鳥寺(江戸時代に再建)
こっちは表側です
午前で雨なので観光客もいません
絵葉書を買ってここから投かんできる
西暦500年代の本堂もこの場所にあったそうです
絵馬にいろいろな願が書かれている
蘇我入鹿の首塚と書かれています
裏口から出て50mほど進みます
首塚まで行く道は春から秋は花が咲いています
刎ねられた蘇我入鹿の首がここに落ちた伝承があります
首塚の方から見た飛鳥寺