手振れ補正の揺り戻し(カクカク)現象
カメラの買い替え
20年6月にカメラをコンデジのRX100から、ミラーレス一眼のom-d e-m10 mark iiiに変えたんですが、最近また買い換えました。
同じオリンパスのom-d e-m5 mark iiというややこしいカメラなんですが、上位機種の型遅れという微妙なモデルです。
5年前に発売したモデルで当時の値段はボディーのみ11万円、レンズキット16万円という高級機でした。
今までのe-m10 mark3はレンズキット5万4千円くらいで買ったので、名前は似ていても3倍くらいは価格が違います。
高級機のe-m5 mark2も現在は中古で4万円以下になっていて、新品同様のが税込み4万2千円で購入できました。
オリンパスのマイクロフォーサーズはフルサイズやAPS-Cに比べるとセンサーが小さく、必然的に画質も悪いです。
変わりにセンサーが小型なので手振れ補正しやすく、フルサイズやAPS-Cより手ブレが抑えられているのが強みです。
マイクロフォーサーズはパナソニックとオリンパスが出していますが、オリンパスの方が手振れ補正が強力です。
自分は歩き撮りとバイクに乗りながらの撮影があるので、一眼カメラで手振れ補正が最も強力なカメラを選択しました。
上位機種には欠点も
一般的にはジンバルを使うと歩いてもぶれないのですが、ジンバル自体が重いのでバイクを運転しながらは使えません。
かといってアクションカメラを使った車載動画みたいのは撮りたくないので、カメラ本体の手振れ補正が必要です。
こうして買ったe-m5 mark2ですが、e-m10 mark3で不満だったオートフォーカス精度と手振れ補正は強化されました。
だがこの「手振れ補正」は強力であればあるほど「揺り返し」という副作用が発生します。
電車の流し撮りなどでカメラをスムーズに動かしているのに、カメラの自動補正が誤作動してカクカク現象が起きます。
またカメラの向きを変えて最後に止めるとき、カメラを止めたのを「手ブレだ」と誤認して勝手に画像を動かしてしまいます。
録画した動画を見ると止めた後逆方向に戻ったり、止めたのに一瞬加速します。
これは動かし方を工夫すれば抑えられるが、完全に失くすのは不可能でしょう。
あとモニターがバリアングルという回転するタイプですが、今までのチルト(上下のみ)モニターの方が良かったです。
撮影開始する前にモニターをいちいち回転する必要があり、横に開いたモニターがストラップに干渉して邪魔です。
とはいえこれも慣れるしかないので、使いながら工夫するつもりです
なおe-m10 mark3のレンズを使っているので、新レンズを買うまでは買い替えではなく「買い足し」ですね