閑散とした奈良公園と鹿たち
奈良公園に行ってきたんですが、コロナ騒動でかなり人出が少なくなっていました。
去年11月にも同じ時間帯に行ったんですが、その時は人手埋め尽くされていました。
去年を鹿1頭に対し人間10人とすると、今回は人間一人に鹿5頭くらいいました。
鹿好きの人には自分の周りに鹿が集まるので嬉しいかも知れません。
鹿はせんべいを貰うためと、人間にかまってもらうために寄ってくるが餌は別に食べています。
良く見るとその辺で地面に顔をつけていますが、生えてきた草を食べています。
鹿が好むのは生えたばかりの柔らかい草で、長くて硬いのより美味しいようです。
次に好むのはススキなどの雑草で、美味しくはないけどしかたなく食べる感じ。
雑草もなくなると枯れた落ち葉を食べ、それも無くなると木の皮を剥いで食べる。
もちろん畑の野菜なども食べるが、公園の鹿はせいぜい雑草までしか食べない。
そこまで腹は減っていないからで、せんべいはスナックの位置づけになる。
人間からせんべい1枚を貰う間に草を食べたほうがカロリーを得られるので、生きるためにせんべいを欲しがるわけではないようです。
せんべい屋さんは暇そう
消火栓の影でこっちを見ていた
こういう場所で草を食べるのが鹿の主食
食った後は横になって口の中で反芻する
人間より鹿の方が多いですね
去年11月の東大寺前、中国人や修学旅行生が大勢いる