永盛尋常小学校跡を訪問
奈良県五條市から国道168号線を通って十津川方面に向かい、大塔温泉から県道235号線に曲がります。
岩がむき出しの道をしばらく走ると小さな集落があり、道路の下に学校らしい建物が見えます。
下に降りてみると『永盛尋常小学校』と書かれていて、昭和50年休校で平成16年廃校と書かれています。
約44年間閉鎖されていたが建物はしっかりしていて、補修や整備が適切に行われているようです。
内部の公開はされていないようで外側から見れるだけですが、外廊下などが見える。
小学校の周囲には10数軒ほどの民家しかなく、空き地もないので昔からその程度しかなかったのだと想像できます。
県道235号線は舟ノ川沿いに15キロほど民家が展示しているので、周囲10キロほどから生徒が通っていたのでしょう。
ここから篠原のほうに曲がります
舟ノ川ぞいに県道が続く
むき出しの岩で反対側は崖、ガードレールはたまにある
往復30キロですれ違ったのは役場の車1台と郵便局のバイク
右側は農地だったと思うが放棄されてイノシシ罠が置いてある
なんとも寂れた集落ですが、右手奥に大きな建物が見える
これは学校っぽいですね
永盛尋常小学校と書いてあります
枯れた雑草が寂寞として風情を感じさせます
『美しい心』という標語が刻んであります
昭和6年築で昭和30年に改築されたようです
壊れている個所は無くしっかりしています
この奥は外廊下みたいになっている
ガラス越しに中を覗く
反対側は立ち入り禁止
足元には動物のフン、鹿でしょうか
熊も出るようです
周囲の建物はすべて無人のように見えた
つづく