十津川村滝川の傾斜集落
滝川沿いの小集落
奈良県十津川村は十津川支流や周辺の山々に広がり日本一面積が広い村で知られている。
十津川の中ほどに風屋ダムがあり、東に滝川という支流が伸びていて、源流は釈迦ヶ岳などに繋がっている。
その辺りまで行くのは釣り人と登山家くらいだが、滝川沿いの道は3つの集落が存在している。
下流から滝川集落、内原集落、奥里集落で3つとも斜面に建物が並ぶ傾斜集落になっている。
ここには2019年9月にも来たことがあるが、台風の合間で曇っていた上に雨が降り出して大急ぎで回りました。
今回は冬だったので十津川村まで行く予定はなかったが、天気予報を見たら十津川村だけが晴れ予報でした。
十津川村は周囲を山に囲まれているので、雨雲は周辺の山に降ってしまい中心部は晴れやすいのかも知れません。
晴れたと言っても気温は平野部より低く、この日も朝は気温0度で4度以上あった大阪市内よりかなり寒かった。
大滝集落は大滝川沿いではもっとも国道に近く最大の集落で、衛星写真でも数十軒の民家が確認できます。
住人も住んでいて自動車の往来があり、意外に賑わっている印象です。
ただ空き地が多く空き家も結構あるので、今住んでいる人は昭和期の数分の1まで減ったようです。
大滝集落には鉄筋コンクリートの立派な小学校もあったが、現在小学生年齢の児童は数人程度でしょう。
滝川集落を動画にまとめました
十津川村手前の猿谷貯水池までは雪があった
とても晴れるとは思えない雲行き
十津川村に入ると日差しが当たってきた
滝川周辺は奇跡のように晴れていた
滝川橋周辺に民家が点在している
特にこの辺の傾斜集落が美しい
車が止まっていて活気が感じられる
滝川橋が集落中心にあたる
ススキに陽があたって美しい
傾斜集落から滝川橋を見下ろす
上の方にも小さな田んぼがある
稲を乾燥させるはざかけ
上の方にも民家が続いている
この先は舗装林道が2つの集落に続いている
つづく