冬の野迫川村で集落巡り
2月前半に天気が良さそうだったので奈良県の野迫川村に集落巡りをしてきました。
野迫川村は奈良県と和歌山県の境に在り、人口はわずか350人で奈良県でも最も人口が少ない。
役場がある中心部でも閑散としていて、その村役場は険しい峠道を超えた山の上にある。
この日平野部は晴れていたのだが、標高500mを超えると雪があり、役場がある標高800mまでたどり着けなかった。
それでも以前から行きたいと思っていた今井地区、大深、成金などに行くことが出来た。
成金は東富貴の中にあり、この地域が貧しかったことから「富貴」「成金」と名付けられた。
大深は切り立った崖の上に民家が建っていて、山の上には意外に家が多い。
今井地区は県道沿いの斜面に20軒ほどの民家が建っていて、おもしろい景観になっている
本当は立里という1000m級の山頂にある限界集落が目的地だったが、春になったら行こうと思います。
立里の山頂には廃校になった小学校の校舎が残っているが、もう住んでいる家は数軒になっている。
五條市の大深地区
山地に荷物を運んでいたケーブルの跡
寂れきった「成金」地区
こういう廃屋が点在している