天ノ川沿いに天川村を走る
見掛けた唯一の喫茶店、天川村のスタバ
天川村はレジャーが最大産業?
前回は高台にある広瀬地区を上がったところまででしたが、地上に降りて天の川を進みます。
奈良県道53号線は川沿いに中心部(といってもやや大きな集落があるだけ)に進みます。
川沿いにバイクで走るとキャンプ場や釣り場、遊漁券販売所が目立ち、他の商店はほぼ存在しません。
天川村最大の産業は釣りやキャンプや行楽で、これらレジャー客が落とす金で地域が成立しています。
林業関係の施設は見かけず、林業に従事しているような集落もなかった。
五條市の山では裕福な果樹園農家が多かったが、天川村は山が深すぎるのか果樹園を見かけない。
不動滝という滝です
また斜面に家が見えます
他には水利や道路などの公共事業の仕事や役場関係、消防や警察や学校などが職場になっている。
平地が無いので水田は少なく、農業の衰退が叫ばれながらもコメ農家は恵まれているのが分かる。
天川村では公務員か公共事業、レジャー関連の職以外では、暮らしていくのは難しいでしょう。
坂の途中にはアルトワークスが眠っていた
車種不明のスズキのバイクも
斜面の家、自転車があるので人が住んでいます
釣り関係の店が地域の貴重な収入源だと気付きます
公民館も限界集落では重要な意味を持っている
時々現れる巨大キャンプ場
キャンプ客は村に現金を持ってくる
これも釣り人の施設
小さな田んぼは貴重な平地につくられている
キャンプ場と釣り施設が次々に現れる
釣り人が何人か川に入っていた
この辺は自然の地形です
ふいに現れるダム
関西電力の九尾ダム
ダムを過ぎると川はこうなっていました
ダムから離れると川は再び狭くなり、土地が無いので家は高床式です
帰りは遠回りして県道43号線の森の中を通ります