京都北区の大森地区に点在する集落
京都市周辺は奈良県に比べて過疎集落が少ないが、北区の山間部に入ると小さな集落がある。
清滝川沿いに小野郷小中学校があるが今は休校で、国道から離れて上流に遡ると大森西、中、東の3集落がある。
西と東のどちらに行っても行き止まりで林道になり、その先は山岳地になっている。
川沿いの道を上がると行き止まりで山になるのは典型的な過疎集落の地形です。
道が行き止まりではなく別の集落に出る場合は存続し、町に繋がっているとベッドタウンになる場合がある。
だが細い道の先が行き止まりだと自治体が「消滅集落」と想定し予算を出さなくなり、災害をきっかけに長期間通行止めになる。
土砂崩れなどで通れなくなると、その後復旧したとしても住人のほとんどは町に出て戻らない。
大森地区は崖や土砂崩れしそうな地形はないが、ゆっくりと人口が減少するでしょう。
観光地やダムや果樹園や茶畑など、なにか収益源があると良いが、見たところ放棄された水田しかない。
特産物でもないと今は水田で米を作っても1枚あたり年数万円にしかならず、副業にもなりません。
休校中の小野郷小学校
岩戸落葉神社
大森西町
大森中町は枯れた風景
大森東町の空き家
大森東町の集落