ユーチューブで自分の思い入れは伝わらない
ユーチューブは思い入れが強いとダメ?
ユーチューブで集落や風景などの投稿をしてますが、その時に場所への思い込みが強いと失敗する話です。
先日京都嵯峨の愛宕念仏寺に行って千二百羅漢などを取り、自信満々で投稿したら視聴数はその前の動画の4分の1ほどでした。
視聴数そのものも低いしクリック率も低いし、視聴者維持率(平均何分見られたか)も低いという惨敗でした。
投稿する前は自信満々で「過去最高の出来栄えだな」「大ヒット間違いなし」だと思っていたが、どうしてこうなったのでしょうか?
まず自信満々だっため何の工夫もせず、動画の編集やサムネイル(小さい画像)もそのままストレートに出していました。
「これは良いものなんだからこのままが良いんだ」という事で、普段やっていた手順を省略したのが原因かも知れません。
「これ撮影したけどショボイ動画だな」と思う時は編集で小細工したり、サムネイル画像の見栄えを良くしたり悪あがきをします。
愛宕念仏寺に行って良かったので、「他人にも良いはずだ」と思い自己評価が膨らんでいたかも知れません。
奈良県の旧大塔村清水集落でも同じことがあり、そこはお気に入りの場所だったので「他の人にとっても良い筈だ」と思い込んでいました。
ところがユーチューブで初めてその場所を知る人にはどうでも良い話で、「その場所」ではなく動画が面白いかつまらないかだけが評価基準です。
逆のパターンもあり、G市の限界ニュータウンという動画は最大のヒットになっていますが、あれは時間が余ったので立ち寄り10分くらいで適当に撮りました。
場所自体に何の思い入れもなくサーっと通り過ぎる感じの動画ですが、それがみる人には受け入れやすかったようです。
だいたいその場所への思い入れが強い動画は否定され、ヒット作は自分ではどうでも良いと思っている動画が多いです。
森の中の神社、この動画も思い込みだけが先走り失敗
自分で「良い場所だった」と思う動画はまずだめでした
京都亀岡市の農道、ここも良い場所でした