カメラのカクカク病の解消
こういうのって良い事しか言わないので、カクカク病については触れていない
画像引用:価格.com - [PR企画]オリンパス「OM-D E-M5 Mark II」の世界最高(※)5軸手ぶれ補正に迫る!
電子補正は無用の長物
いつか書いたようにOLYMPUS OM-D E-M5 MarkIIは動画がカクカクする癖があり、解消するために E-M10 MarkIIIから上位機種に買い替えたのだが結局同じ事になった。
原因はこのカメラの最大の売りである電子手振れ補正で、レンズ交換カメラで最も強力とされている。
これが曲者で本当はブレている画像を切り取ることで、ブレていないように見せている。
仕組みは動画1枚1枚の写真の周囲を切り取り、中の同じ画面を並べる事で補正している。
例えば手が震えて5mmブレていたら、周りをカットしてブレていない画像だけを抜き取ります。
理論は素晴らしいのだが問題は半導体の画像処理が追い付かない事で、微妙に「カクカクカク」っとした動画になります。
下手なうちは手振れ補正の恩恵の方が大きいのだが、上達するほどこのカクカクが気になります。
会心のショットが撮れたと思った瞬間に「カクッ」となった時の失望感は、アイスの最後の一かけらを地面に落とした時と同じくらい大きい。
そこでもう電子手振れ補正は常にオフにして、物理手振れ補正のみにする事にしました。
物理手振れ補正とはカメラが上下左右に動いたとき、物理的にセンサーやレンズの動きを一瞬遅らせる事(たぶん)
画像の処理が間に合わずにカクッとすることが無いので、ぴったり決まった時は理想的な動画になる。
変わりに動きに対する補正能力は落ちるので、より慎重に「忍者歩き」する必要があります
バイクで走る場面だけ電子補正オンにした方が良いのかも知れません