千早赤阪村の集落をめぐり金剛山へ
千早赤阪村の集落
前回は千早赤阪村の棚田と尾根を回りましたが、府道705号に降りて金剛山のほうに向かってみます。
金剛山は大阪市から近い景勝地で知られていて、初日の出を見に上る人が大勢います。
今年の5月1日には「令和初日の出」を見に上る人も居るみたいです。
金剛山は大阪府の最高地点で標高は1125m(奈良側)あるがロープウェーで登れます(以前は登れました)
吉野山のロープウェーを見て金剛山のに乗りたくなったので、金剛山を目指して走りました。
千早赤阪村の府道705号沿いには集落が点在していて、どこも典型的な過疎の村といった趣です。
こういう集落には過疎の村にしかない自然や風物が残されているので、風景写真を撮るには向いています。
途中の東阪という集落に入った所、人生最大の急な坂道に出会いました。
上りは勢いをつけると登れますが、落ち葉状のものがあって下りはブレーキが効かなそうだったので断念しました。
歩いて上がってみると民家が一軒だけあり、車を止めるスペースが在ったので、住民はそこを上がっているのかも知れない。
冬は凍結する筈なのがありで下りでブレーキが効かないと思うのだが、どうしているんでしょうか。
下赤坂の棚田から尾根づたいに走る
こうした山道が農地を結んでいる
鎌倉時代は金剛山の千早城まで尾根伝いに行けた
府道705号に降りて金剛山を目指す
斜面に石垣を積んで建てられた家
集落の間を細い道が通る
あまり急に見えませんが
上りかけてもの凄い角度なのに気付いて滑りながら戻る
坂の行き止まりにあった民家
金剛山ロープウェーには乗れず
府道705号を上り簡易郵便局の標識を右に曲がると、千早川沿いの小集落があります。
千早城がある府道沿いまで集落が続いていて、登山者や行楽客で夏はそれなりに賑わっている。
千早城跡には石段があるが、わざと登りにくく転落しやすく作られていて、冬でも汗だくになるほどきつい。
登りきると千早神社奥の方には楠木正儀の墓、さらに千早烽(のろし)台跡を経て金剛山の山頂まで上がることができる。
集落を過ぎて突き当りが金剛山ロープウェーなんですが、3月18日から運航停止になっていました。
説明によると山頂側の建物の耐震強度が低かったとの事で、今シーズン一杯はほぼダメっぽい感じです。
今年耐震補強をしたとしても再開は来年、あるいは予算の関係で数年間かかることも考えられます。
やっぱりこういう物には乗れるうちに乗っておかないと、2度と乗れないかも知れないと痛感しました。
吉野山ロープウェーも「いつでも乗れる」と思って乗らずにいたら2年間停止していました(現在は再開)
千早川沿いに裏道を進む
桜が咲いていました
金剛山が近づいてきた
ロープウェーは運航停止だったので引き返します
予定変更し西恩寺方面に向かいます
西恩寺の前を通った時に気になっていました
寺の中から見下ろすと綺麗です
広くはないが幻想的な風景
そろそろ桜も散る季節
おわり