十津川武蔵小学校の廊下や展示室
十津川の廃校20校以上
前回は十津川村の旧武蔵小学校に入り、教室の展示品を見ました。
廊下にも様々な展示品があり、図書室の書棚、新聞や日報、オルガンや木琴、古いワープロもありました。
廊下と校長室を挟んでさっきより大きな部屋があり、展示室として使用されていました。
中には無数の展示品があり、学校時代のあらゆる備品が保存されています。
学校で使われたものなのか、80年台ごろのビデオ撮影機や、もっと古い8ミリ映写機のような機械もあります。
十津川村は江戸時代以前から尊王攘夷の機運が盛んで、展示室にも昭和天皇の写真が飾られていました。
十津川村からは幕末の討幕運動や世界大戦、満州開拓などでなくなった人が多く、小学校の卒業生らしい慰霊碑が裏側にあった。。
興味深かったのは展示室上に並んでいた廃校の写真で、数えると20校以上が廃校になったようです。
それだけ昔は子供や若い夫婦が多かったのだが、現在は4校だけになっている。
昔の主要産業は林業だったが壊滅し、明治期には1万人を超えていた人口は3500人に減りました。
廊下には本棚が並んでいる
徳川家康とかが置いてあります
1冊開いてみたら内容がかなり古い
週報もあります
十津川新聞、昭和35年と書いてあります
昭和35年は電源開発や生活改善が話題だった
80年代のワープロ、東芝ルポは最新のIT機器だった
いよいよ展示室に入ります
低学年用の教材が多い
こういうのありました
つづく