明日香村で農村めぐり 桜や菜の花を見ながら欽明天皇陵へ
文武天皇陵裏の農村
前回は明日香村キトラ古墳の裏側や高松塚古墳の裏側を回り、隣の文武天皇陵まで来ました。
文武天皇陵には無人販売所があり美味しそうなみかんがあったので、一つ買って帰ってから買いました。
こたつみかんではなく皮が厚い夏ミカンで、新しいからかやや酸っぱい気がしました。
明日香村は駅と国道がある場所を除くと、古墳・林・農村で成り立っています。
文武天皇陵と高松塚古墳の間に細い道があり、反対側に降りていくとやはり農村があります。
村を見下ろす小高い場所に八阪神社というありふれた名前の神社がある。
有名な大きな神社は画一化されているが、こうした村の小さな神社は手作り感があり一つ一つ違う。
この八坂神社にはなぜか一個だけ小さな狛犬が飾ってあり、獅子舞のような変な顔をしていました。
小さな神社の狛犬は村で手作りしたオリジナル作品の場合があるが、これもそうした一品かも知れない。
八坂神社から見える小山が高松塚古墳周辺
良くある村の神社だが
ちょこんと座っているのは
たぶん狛犬の片方だが、口を開けた相棒はいない
後ろの模様も個性的
絵に描いたような農村風景は最近少なくなった
みかん畑に軽トラが似合う
ミカン畑や桜の中を走る裏道
映画やドラマの中に入り込んだよう
欽明天皇陵周辺のハイキングはお勧め
八阪神社を過ぎてミカン畑をつっきり、裏道を回ると丘の上に桜が咲いている一角がある。
吉野山のように一面すべて桜ではないが、農村風景の中の桜も映えている。
桜と同時に菜の花もシーズンらしく、あちこちで黄色い花を咲かせていました。
次はやや離れた欽明天皇陵に行きましたが、ここは典型的な大型の前方後円墳で、農村や森林に囲まれていて景観が良い。
大阪の大抵の前方後円墳は市街地や住宅地にあり、おせじにも美しいとかの言葉は出てこない。
京都には前方後円墳の天皇陵はないし、奈良県の前方後円墳の多くも周囲の景観がイマイチです。
前方後円墳を斜面の上から見ることが出来、周囲の景観を含めて美しいのは崇神天皇陵と欽明天皇陵くらいでしょう。
崇神天皇陵と欽明天皇陵はどちらもハイキングやサイクリングコースになっているので、暇な人は歩くのも楽しいでしょう。
GWから秋の連休まで明日香村では、歩いたりレンタル自転車で散策する人を多く見かけます。
ミカン畑と溜め池
黄色いものに近寄ってみます
桜に負けないほど美しい
あちこちで小さな花を咲かせている
次は欽明天皇陵
ここは上から見下ろせる数少ない前方後円墳の天皇陵
周辺は農地になっている
おわり