土御門天皇陵で京都の全天皇陵訪問
京都の天皇陵の特徴
11月前半に京都に行き、土御門天皇 金原陵を訪問してきました。
京都の天皇陵は54か所ありますが、これで京都の全天皇陵訪問を達成しました。
一カ所に複数の天皇陵がまとめてある事があるので、人数と天皇陵の数は一致しません。
数えた限りでは全国の天皇陵は重複を除いて98か所で、最初に奈良県の天皇陵を回りました。
大阪はいつでも行けるので冬場に回る予定で、残りは香川や山口県、淡路島、東京などに分散しています。
奈良の明日香から橿原市あたりは前方後円墳の時代で、王の権力の大きさが陵墓の大きさに直結しています。
奈良市まで来ると円墳や方墳になり小型になって、天皇の力も衰えてきたのが分かります。
日本書紀や古事記がかかれ、仏教が伝来して官僚制度ができ、個人の力より集団統治に変わって行った。
京都まで北上すると平安時代になり、多くの天皇陵は寺の敷地にコンパクトに収められています。
数人まとめてとか10人以上まとめてある場合もあり、陵墓も分譲団地のように区割りされています。
土御門天皇陵は段々畑の斜面の下にあり、裏側は新しい住宅が並ぶ住宅地になっていました。
山が近く森が多いので鳥が多く、ウグイスや姿の見えない鳥の声がにぎやかです。
周辺の地域は田んぼや畑が多い農村で、作業をする農家の人の姿も見られます。
緑の木々の中に紅葉した葉っぱや柿の木が散見でき、往時の様子をしのぶことが出来る。
陵内は湿気が多いらしく古い石は苔に覆われていて、独特な景観を見せています。
この土御門天皇陵で京都の京都の全天皇陵訪問は終了です
ここが土御門天皇陵だと思ったが
違いました
隣りは分譲住宅になっていました
京都の天皇陵もこれで最後
参道はきれいに整備されている
苔が生えています
落ち葉
背後の森は野鳥が賑やかだった
住宅の反対側は農地と山になっている
周辺の農地
つづく