聖武天皇陵と元正・元明天皇陵を訪問(奈良市)
奈良の天皇陵を制覇
前回は三条通の開化天皇陵に行きましたが、次に2キロほど離れた聖武天皇陵に向かいました。
観光客も多い市街地の開化天皇陵に比べると、聖武天皇陵は静かな住宅地の中にあります。
天皇陵の小山の周辺が公園のようになっていて、全体ではかなりの広さを持っています。
けっこう長い直線の参道の奥には南米ピラミッド風の石段があり、山全体が陵墓になっている。
高低差はけっこうあり、拝所まで上がると周囲を見渡すことができる。
次に向かったのは1キロちょっと離れた元正天皇陵と元明天皇陵で、県道をはさんで反対側にあります。
聖武天皇陵は住宅地の道路脇
公園風のつくりになっている
元正天皇陵と元明天皇陵は住宅地からも離れた田舎で、周囲は農地や土建会社などになっている。
元正天皇と元明天皇は母子で、母親から娘に皇位が相続された数少ない例となっています。
この時代(西暦700年前後)は女性天皇が非常に多く、有名な聖徳太子の時も女性天皇でした。
元明天皇陵で奈良県の天皇陵をすべて訪問し、数えたら36か所でした。
ただし天皇陵は新たな発見で増えたり減ったりしているので、これで終わりにはならないでしょう。
また写真の出来が不満なので、良いカメラを買ったら全部もう一度回ってみるつもりです。
石段は高さがあり上が見えない
上は狭く周囲は周れない
降りて元正・元明天皇陵にむかう
元正・元明天皇陵
元正天皇陵は農地に囲まれた道路わきにあった
畑では農家の人が作業をしている
県道を渡って400mほど行くと
元明天皇陵があります
これで奈良県制覇ですが、まだ40か所あります
おわり