崇神天皇陵と百済寺を訪問
崇神天皇陵と百済
大神神社の帰り道に崇神天皇陵に立ち寄り、前回行かなかった裏側に回ってみました。
崇神天皇陵は国道169号線沿いにあるが、まっすぐ進んで拝所に上がっても何も見えない。
国道より1段高い場所にあるので堀や陵は向こう側になって見えないのです。
ところが少し離れた小道から奥に入ると外側をぐるっと回れて土手の上から堀を眺められる。
濠は綺麗に保たれていて、カモが数十羽住んでいるのが見えます。
崇神天皇陵の周辺には古墳が多いので、細い道を歩いてハイキングすることもできる。
帰り道に広陵町を通ると標識に「百済」とあり、道を曲がったら百済寺がありました。
百済は古代日本に従属していた同盟国で、新羅に滅ぼされたが天智天皇が再興を目指して白村江の戦いを起こした。
結果は日本軍が羅漢同盟に破れたが、多くの百済人が日本に亡命して奈良や大阪に住み着いた。
最初の百済寺が建てられたのは1000年以上前だが、その後何度か消失したり移築してこの地に建てられたとされている。
百済寺周辺は広陵町百済という地名で、皮肉なことに日本にだけ百済の地名が残っている。
崇神天皇陵の堤の上
向うに拝所が見えます
小さいツブツブはカモです
隣のススキ
少し高い位置から見る
帰りの広陵町で地名が「百済」歴史マニアなら萌えポイントです
百済公園前バス停!
百済簡易郵便局!
百済寺、残っているのは塔のみ
正確には神社の一角に保存されているようです
天智天皇が再興を期して戦った百済も僅かな面影を残すのみ
おわり