黒滝村の長瀬八幡神社に上る
天空の城っぽい
御所市の鴨都波神社を後にして、南下して奈良盆地から山に入り、黒滝村に向かいました。
黒滝村には天皇陵や古墳や遺跡はなにもないが、「なにか在りそうな」予感がするからです。
縄文人は関西では非常にすくなく、弥生人は平地で農業をしたので、どうしても関西の山間地では遺跡が少ない。
それでも人間は住んでいたはずで、何か生活の跡があるのではないかと考えました。
こういう時は古そうな小さな神社が、意外や弥生人や縄文人の集落跡という可能性があります。
可能性でしかありませんが、大半の古い神社はいつからそこに在るのか不明なのです。
「道の駅 吉野路黒滝」食事や買い物する場所はここだけ
「喫茶店」でコーヒーとパンの昼食
黒滝村には「道の駅 吉野路黒滝」があり村で唯一のコンビニや銀行、直売所が存在します。
トイレや休憩所もここにしかないので、黒滝村に行った人は自動的に道の駅に集まってきます。
昼食のパンなどを買って周辺を歩いていると、階段があり上の方に神社が在りました。
いつからそこにあるのか分からない典型的な村の神社で、由来は応神天皇からとなっています。
現在は長瀬八幡神社になっているが、その集落の人々がずっと崇拝してきた施設だったでしょう。
石造りの典型的な奈良山間部の神社で、どことなく天空の城を思わせる。
バイクを置いて徒歩で散歩してみる
道沿いに階段がある。このパターンは『何か』ある
一番上まで登ってみると
これは古い、しかも石積みが立派で美しい
ひとつひとつの石が丁寧に配置されている
奥の建物も精巧に作りこんでいる
この石は下から運んできたのだろう
狛犬の表情もいい
神社からは人々が暮らす集落を見渡せる
天上界から下界へ降りる感覚
観光ガイドには載っていないがお勧め
おしまい