欽明天皇陵の周辺を探索してみた
鬼の雪隠は台座からすべり落ちてここに落ち着いたらしい
鬼の遺跡
欽明天皇陵の周辺には古墳時代の遺跡が集中しているので、近くにある「鬼の俎」「鬼の雪隠」まで歩きました。
この2つは元は一つだったのが上下に割れたもので、地すべりかなにかで鬼の雪隠が下の方に移動したらしいです。
テーブル状の平たい石が「鬼の俎」その上に載っていたのが「鬼の雪隠」で中には誰かが埋葬されていた可能性があります。
ハイキングコースだが自転車を借りると楽
畑のむこうに欽明天皇陵を見ながら進む
石室の大きな部材はもう一つ存在したが、明治時代に誰かに割られて庭石になった。
修学旅行や地元の高校生、ハイキングの旅行客などがこの辺を歩いたり、レンタサイクルで回っている。
鬼の石を見た後はバイクで檜隈寺跡という渡来人の集落跡に寄って来ました。
弥生時代の初期に農耕を持ち込んだ渡来人の痕跡は、九州では多いが近畿では少ない。
3000年も前なので現存する遺跡はなにもないが、弥生集落を復元した家や、休憩所兼案内所があった。
隣接する於美阿志神社は渡来人の子孫の信仰を集め、5世紀前半から存在していたとされている。
野原があったり
花が咲いていたりする
地蔵には華とお供え物が置かれている
おそらく大根畑、直売所で売られている
丘に登って農村風景を見る
鬼の雪隠を見る旅行者たち
鬼の雪隠は上から移動してきた石室の一部
道路の反対側に台座の鬼の俎がある
この大石が鬼の俎
帰り道で写真を撮っていると
トンビが二羽(たぶん夫婦)が飛び回っていました
こんなに民家の近くで狩りをしています
こういう木がところどころに立っている
バイクで飛鳥駅を過ぎてキトラ古墳手前まで移動
檜隈寺跡
これが渡来人の集落があったあたり
一応復元した家もある
遥かに立派な休憩所でおばさん達がお喋りしていた
全体が公園で、歩いてキトラ古墳に行ける
渡来人の子孫がこの辺に住んでいた
渡来人は「オンドル」を備えた半島風の家に住んだ
当時の物はないが、神社の方に歩いてみる
於美阿志神社は1500年前から存在したといわれている
空に吠える狛犬
裏側には入れない
道は美しく整備されている
おしまい