御所市の鴨都波神社を訪問
鴨都波神社とは
今回はいつも前を通りながら一度も入ったことがなかった鴨都波神社に行ってきました。
ここは御所警察署の正面にあり、孝昭天皇陵から徒歩数分という好立地?です。
最初に孝昭天皇陵を探していた時、こんもりした森を見て、天皇陵と誤認したのを覚えています。
正式な創建は第10代崇神天皇(西暦300年頃?)だが、一帯から弥生時代の遺跡が出土しており、さらに数百年古い可能性がある。
「神社」という形態が天皇や大和政権成立後なので、もっと古い時代には別な形式だったと考えられる。
鴨都波神社を祭ったのは葛城氏で、この地方では天皇家より古い時代からの名門で、天皇家との婚姻も多い。
神社全体が森で隠れている
森の中を歩いて入っていく
という由緒と格式のある神社だが、例によって予備知識なくでかけ、帰ってから調べました。
予備知識があると効率よく回れるが、事前に知識を得ると人間はそれ以上考えなくなります。
神社や寺はよほどの理由がなければ移動しないので、特に神社はヘタをすると弥生時代や縄文時代の祭儀場という可能性もあります。
一帯の「鴨都波遺跡」は弥生中期の遺跡なので、鴨都波神社も弥生時代の集落だった可能性がある。
きわめて古い神社は、それ自体が「生きた古墳」という役割がある
稲荷神社がある
他にも多くの神々が祭られている
ひときわ大きな木が御神木らしい
この樹上に大きな鳥が2羽住んでいた
ここにも不審者(自分?)が現れるようだ
2千年前の弥生人もこの広場に集まったのだろうか
おしまい