十津川武蔵小学校の教室や展示品
武蔵小学校の教室
武蔵小学校に入る
前回は十津川村の廃校になった武蔵小学校、現在の十津川村教育資料館まで来ました。
昭和30年代から40年代そのままのトイレを見たり、体育館の中を割れたガラスから覗きました。
いよいよスリッパを履いて校舎内に入ると、廊下には学校時代に使われていたものが残されています。
オルガンや木琴、図書室にあった本棚や昭和40年頃の本、古い日報や十津川村の新聞もありました。
教室には子供たちが座った机が並べられていて、生徒が使っていたランドセルが掛けてありました。
壁には「ソ連」が存在した頃の世界地図が掲げられ、当時の日本が「敵側陣営」に囲まれていたのが分かります。
壁には古い「振り子式」の時計、勉強机は2人づつ繋がった古いタイプで、当時の教科書も展示されています。
生徒に教えるための大きなソロバン、大きな定規、大きな温度計、数字や言葉をおしえるカードもありました。
最後の生徒が書いた習字や作品もあるが、卒業生はすくなくとも60歳近くになっているでしょう。
廊下の奥に机が並んでいる
見た事があるような無いような机たち
教室に残されたランドセル
こういう教材で算数を習います
これは「時間」を教える時計でしょうね
昭和40年代の教科書
ソ連がある地図、青が共産陣営です
大きな定規や大きなソロバン教材
富士山頂の沸点は80度です
最後の生徒は3年生の3学期で廃校になったようです