天川村の九尾ダムから洞川温泉へ
洞川温泉方面にむかう
天川村の県道53号線沿いの旧西小学校に立ち寄った後、さらに東に進むと関西電力九尾ダムが見えてきます。
樹々に覆われているが最近の雨で増水し、勢いよく放水する音が聞こえています。
さらに東には天ノ川を渡る小さな橋があり、橋の向こうには天の川郵便局が見えます。
県道を走ると向こう岸に郵便局が見えるので、前に通った時から気になっていました。
向う岸には天川小学校があり、さっき立ち寄った西小学校を統合した新しく広い校舎です。
周辺にはいくつものキャンプ場がありスポーツ広場もあるが、秋なので観光客は見かけない。
天ノ川を東に進む
川の周辺が開けてきた
天川小学校や郵便局を過ぎてしばらく進むと国道309号線に合流し、北に曲がると下市町、東に進むと上北山村に行く。
県道21号線という山道を通ると洞川温泉という温泉宿があり、秘境の湯として人気がある。
洞川温泉は周囲から孤立しているが、宿屋20軒ほどが戦前のような木造建築で立ち並んでいる。
天川村にはコンビニやスーパーは1軒もなく、個人経営の小さな商店は見かけるが何を売っているのか店に入らないと分からない。
ダム下流からは樹々が生い茂っていて良く見えない
先日からの雨で水を湛えている
九尾ダムはフェンスの中には入れない
橋の向こうに郵便局や小学校がある
天川小学校から見た天ノ川
橋の上から上流を見る
洞川温泉の宿場町
霊山の蛇之倉七尾山(じゃのくらななおさん)への入り口
洞川温泉は山伏の修行場だった
洞川温泉を過ぎた蛇之倉七尾山には古来から蛇信仰があり、登山すると霊験があると言われている霊山です。
県道21号線をもう少し東に進むと「蝙蝠の窟」があって、真っ暗な洞窟に入って修行した場所とされています。
天川村の大峯山は古代から修行僧などが修行する場所で、今も山伏が修行しているそうです。
さらに東に進むと「ごろごろ水」というご利益がある水場があり、喫茶店が営業しているようです。
その先には母公堂があり、大峯山は女人禁制だったので女性はここで参拝することになっていました。
蝙蝠の窟(とうろうのいわや)少し不気味なスポットが多い
女性が参拝した母公堂
修行の道を過ぎるとY字路が現れ、左は川上村・直進は登山路と書かれていて左折します。
左折すると大天井ケ岳の近くを通る山越えになり、川上村の大滝ダムに出ます。
この山道は大部分舗装されているが人通りはほとんど無く、人里離れた場所という雰囲気を味わえる。
分岐点にあった地図、全体が林道
川はいよいよ細くなる
川は岩の間に消えていった
林道を進むと
進行中の崖崩れ、コーンが一個置かれている
五番関トンネルがほぼ頂上付近
ホテル杉の湯は大滝ダムにある