天川村の広瀬から西小学校跡へ 天然の川沿いをバイクで走る
秋晴れの天ノ川
以前一度行った天川村の県道53号線を冬になる前にもう一度走ろうと思い立ちました。
11月はなんとか走れるとして、12月になると奈良県の山間部は凍結のおそれがあってバイクでは危険になります。
夏は暑すぎて結局あまり行けなかったので、秋の間になるべく走っておきたい。
前は夏だったので日中暑くなる前に帰らねばならず、途中あまり立ち寄れませんでした。
天川村全体が山間地でもちろん鉄道は通っておらず、道の駅すらないという本当の秘境です。
その東西を天ノ川が流れているが、流れのほとんどは護岸されていない自然のままの川です。
五條市の丹生川は上流で天ノ川とつながる
ダムがある猿谷貯水池
川沿いには小さな集落が点在し、キャンプ場や釣り場など観光客向けの施設が多い。
天川村には水田や畑もあまりないので、釣りやキャンプや温泉客の観光が主要産業になっている。
交通手段は一日数回通るバスと自家用車だけで、急速に過疎化が進んでいます。
こういう限界地域ほど景観が良く、観光客が少ない方が自然が多く残されます。
公害は敵
天ノ川にはこんな吊り橋が何本もかかっている
吊り橋の上からの風景
上に見えるのは前に上がった広瀬地区
でももう一度上がってみる
大工さんが寺の修理をしていました
集落はほぼ無人化しているが景色がとても良い
夏は賑わったキャンプ場も閑散
前回は天川村を東西に流れる天ノ川沿いの県道53号線を、西から広瀬地区まで進みました。
天ノ川沿いには不動滝という名所が在り、東に進むと「花子」という宿泊所兼レストランがあります。
わざわざ書いたのはこの一帯ではほぼ唯一のレストラン兼喫茶店だからで、鹿肉、地鮎、猪鍋が名物です。
近くには「みずはの湯」という日帰り温泉もありますが、例によって急いでいるのでパスです。
なぜ毎回急いでいるかというと午後には帰って仕事をしなくてはならないからで、お金というものを得なくてはなりません。
午後3時から遅くても4時までには大阪に戻りたいので、逆算すると1時には帰路につく必要があります。
不動滝はもっと綺麗ですが、日陰なのと遠いのでうまく撮れませんでした
天の川青少年旅行村はとても目立つ
天川村の主要産業は観光なので天ノ川沿いにはキャンプ場が多く、天の川青少年旅行村は特に目立ちます。
夏休み頃には大勢の人で賑わっていましたが、10月なので静まり返っています。
海の家のように夏の1か月で1年分を稼ぐビジネスモデルなのでしょう。
さらに東へ進むと天川西小学校跡があり「天和の里」として保存されています。
申し込めば内部を見学できると書かれているが、今回は外から写真を撮りました。
ここも夏はグラウンドでバーベキューができると書かれていて、それも楽しそうです。
コテージが並んでいて夏はグループ客で賑わう
キャンプ場周辺は自然の川
川は限りなく透明に近い
道端に見えるのが旧西小学校跡
山を背景にした木造校舎
止まった時計?、時計は合っています
良く分からない石碑とかが必ずありました
2002年に廃校になった
体育館は何かに使っているのかも知れない