野迫川村標高1000m 雲海の道を走る

涼しいのは一瞬だった
野迫川村へ残り25キロの富貴地区でようやく時間が無いのに気付いたが、道は細く曲がっていて速度を出せません。
行けども行けども狭い峠道を過ぎると上筒香という農村に出ました。
ここが野迫川村かと思ったのだがもっと先で、さらに山を超えて峠に差し掛かると、道が急激に険しくなりました。
県道の筈で「野迫川村役場」という標識もあるのに、どうみても簡易舗装した林道のようです。
地図では幹線道路の筈なのだが自動車はもちろん自転車にも人間にも出会いません。
何かがおかしいと思いながら上り続けると観光地らしい看板に「天空の国 野迫川村」と書かれていました。
森を抜けて

野迫川村に着いたと思ったが、

その場所が陣ケ峰を超える峠で最も標高が高い1000m超の地点でした。
ここで既に10時で山の上は涼しいが下界は猛烈な暑さになっている筈で、一刻も早く帰らねばなりません。
目的地は食堂だったんですが10時20分頃なのに開いておらず、来た時とは別の道を通って帰りました。
野迫川村をほぼ横断したのですが、その間にすれ違った車は3台で1台は何かの作業車、1台は木材運搬トラック、1台はガソリンスタンドに給油に来た車でした。
歩いている人は一人も見かけず、小学校や幼稚園の建物も静まり返っていました。
昔見たSFで、住人が突如として全員消えた町を思い出しました。
木造の商店(大谷商店)

また山を越えます

何カ所か道路が崩れていました

ここが本当の野迫川村

何かありますね

意外過ぎるオート3輪

ミゼットです

また山を越えます

今度の山は今までよりきつい

ここが1024mくらいの地点で、条件が良ければ雲海が見れます

山を越えると集落があるので中に入ります

新興住宅地だがおおくは無人でした

公園にも人影なし

保育所に車はあるが人はいない

小学校も人の気配や声がしない(平日)

野迫川村で初めて見た動く自動車

目的地に決めていた食堂は準備中

軽トラの除雪車が目に留まった

この辺はかなり雪が積もるようです

再びいくつもの峠を越えて大阪を目指す
