十津川村の秘境温泉がある旧道
湯之原から十津川に沿って武蔵集落へ
前回は十津川村小井の旧道で峠越えをしてから親之谷の林道を通って浄水場まで往復しました。
旧道はいったん国道168号線に合流して南下しますが、すぐ湯之原という交差点で分かれます。
十津川が左右に龍のようにうねりながら進むのに対し、新しい国道168号線はまっすぐ進むのでこうして交差します。
湯之原集落は広い国道に面していて、新しい住宅や小さな事業所がある普通の田舎といった趣です。
断崖絶壁か林道の突き当りの山奥が多い十津川村としては、こうした普通の田舎はとても珍しい。
湯之原の交差点から十津川沿いの旧道に入るとすぐに民家はなくなり、整備された廃道のようになっています。
十津川沿いに武蔵という地名があるがぐるっと回っても集落跡すらなく、もしかしたら山上に木こりの集落があったのかも知れない。
武蔵には十津川沿いに温泉があり、絶壁の上に旅館が数軒立っている。
湯泉地温泉 やど湯の里というのを検索してみると一泊1万4千円という、なかなかのお値段でした。
小井の集落から十津川を見下ろす
湯之原集落から武蔵に入ると民家は一軒もなくなる
落石を避けるロックシェッド
ここが昔は幹線道路でバスが通っていたようだ
十津川だけが美しく輝く
崖の上に建物が建っている
やど湯の里という温泉旅館でした
十津川村武蔵は秘境温泉多い
この通りには湯泉地温泉 公衆浴場 泉湯という温泉銭湯があり、前に一度入った事があります。
温泉に入るだけなら十津川村に数軒ある日帰り湯で十分でしょう。
十津川沿いに大字武蔵をぐるっと回ると古くて狭い橋があり、反対側に数軒ほどの集落が見える。
集落は2段になっていて橋の向こうに渡ってみると、上の段に行く道がなく下の段に車庫があり車を止めるようになっていた。
名前すらない小さな集落だがどの家も人が住んでいるようで、なぜそこだけ存続できているのかは分からなかった。
小集落を過ぎると郵便局や旅館や農協がある集落があり、すぐ国道168号に合流して役場や道の駅がある。
十津川村役場から徒歩圏内には小中学校や商店や民宿、農協や郵便局や道の駅などが揃っている。
十津川村では一番住みやすい地域で3400人のうち1000人くらいはここに住んでいると思います。
大字武蔵は十津川から離れて山間部にも集落があり、また別の時に訪問します。
赤い橋の向こう側に数軒だけの集落が見える
車1台分の狭い橋
上の方にも民家があります
すぐ行き止まりで、上に行く道はこれしかありませんでした
十津川に戻るとまた崖の上に建物が見えます
温泉十津川荘でした
商店が営業しているのは十津川村では奇跡
すぐ国道に合流します
おわり