ミトラのブログ 秘境と異世界

田舎の写真、異世界、マネー、雑学

ウィンドウズ10のディスク使用率100%現象を解決した方法

通常1%程度のディスク使用率が100%になる現象

f:id:nonoty32a:20161202161732j:plain

 

突然の激重

10月にXPパソコンがお亡くなりになり、ショップで中古のウィンドウズ10-DELLタワーPCを格安で購入しました。

不具合も無く快調に使っていて、XPで使っていたゲームだの動画ソフトをバンバンインストールしました。

XP用ソフトのうち全く使えなかったのは動画プレイヤーくらいで、他はネット上に書かれた対策を実行すると使用できました。


なのだがある日唐突に、急激に動作が重くなり、確認したら「ディスク使用率」が時々100%になり殆ど反応しなくなります。

例えばフォルダを開くとか写真を見るような、ワンクリックごとにPCが固まってしまい数十秒間反応しなくなります。

ネットで検索するとこれは『Windows 10 ディスク使用率100%現象』という立派な名前まで付いていて、マイクロソフトが意図的に何かを仕込んでいるらしいと判明しました。


昔からMSは腹黒い気がしていたが、Windows 10時代になってもまたやらかしていたのです。

MSが「便利機能」と称してPC内のユーザー情報を検索しまくって、激重にしたうえで写真だの動画だのを表示してくれるようです。

そういえばWindows 10では探さなくともPCのどこかにある写真を勝手に表示するような、余計なお世話機能が満載されています。


そこでMSが仕込んでくれた不要な機能を手動で一つ一つ取り除く作業を行うが、ほとんどウィルスを除去する作業に近い。

まずスタートメニュー部分右クリックの「コンピュータの管理」から「サービスとアプリケーション」「サービス」でアプリケーション名がずらっと表示されます。

中から「Windows Search」を右クリックし、スタートアップを無効にします。

 

不要なアプリを選択して

f:id:nonoty32a:20161202162032j:plain



不要な機能をどんどん停止する

Windows Searchがなくなるとスタートメニューから検索ボックスがなくなりますが、再び有効化すればまた使用できます。

同じアプリ一覧から「Peer Name Resolution Protocol」 「Peer Networking Grouping」、「Peer Networking Identity Manager」の3つも同様にスタートアップを無効化してしまいます。

同じ一覧から「sysmain」(旧Superfetch)も同様にスタートアップを無効化してしまいます。

(「sysmain」を停止すると動作が高速化しすぎて操作しずらかったので戻しました)


この5つは頼んでも居ないのに数秒置きに全ディスクを検索していつでも表示できるようにするという、その手のクソみたいな機能です。

次にデスクトップ画面下の黒い部分を右クリックして「タスクマネージャー」「スタートアップ」を選択し「Microsoft OneDrive」(OneDrive)を無効化します。

APPLEのiTunesとかを使っている人は同じ一覧に「APPLE PUSH」もあるので、これも無効化してしまいます。


「スタートメニュー部分右クリック」「システム」「電源オプション」の電源プランが初期状態でバランスか省エネになっているので、「高パフォーマンス」に設定します。

同じ「電源オプション」の左側「電源ボタンの動作を選択する」「現在利用可能ではない設定を変更します」から「高速スタートアップを有効にする」を外してしまう。

他には「Adobe Flash」も動作を遅くする場合があるとネット上に書かれていたので、これもアンインストールしてしまいました。

 

どんどん無効化する

f:id:nonoty32a:20161202162106j:plain

余計な機能=悪

Adobe Flashは「スタートメニュー」の歯車マークの「設定」から「アプリ」を表示しアプリ一覧から削除することが出来ます。

これら全てをやったら結果的に不具合は完全に解消されたので、このうちのどれかがディスク使用率100%現象を引き起こしていました。

ただ起動に少し(かなり)時間がかかる事があり、「高速スタートアップを有効にする」は元に戻しました。


もう一つWindows 10には「Cortana(コルタナ)」という機能があり、画面下の黒い部分の左側に、常に『何でも聞いてください』と表示されています。

つまりコルタナはいつ話しかけられていも良いように常駐待機していて、PCを重くする原因になっています。

デスクトップ画面下の黒い部分で右クリックすると、上から2番目くらいに「Cortana >」とあり検索窓を非表示にすることが出来ます。


でもコルタナに聞いてみたい事もあるので検索窓を残したままで、余計な機能だけを停止させることにします。

画面左下の『何でも聞いてください』を左クリックし、歯車マークの「設定」で出てきた項目を上から下まで全部オフにしてしまいます。

これでデスクトップ下の検索窓を残したまま、コルタナの余計な機能だけが停止しました。


ウィンドウズ10が激重になってしまい10秒ごとに固まる現象になった人は、以上を試すと改善されると思います。

 なお各操作画面までたどり着く方法は、Windows 10のアップデートで急に変わる事があります。

 

追加(2019.10.16)

アプリケーション名、「Superfetch」は「sysmain」に名称変更されました。

スタートメニュー部分右クリックの「コンピュータの管理」から「サービスとアプリケーション」「サービス」の一覧から停止と無効化できます。

(「sysmain」を停止すると動作が高速化しすぎて操作しずらかったので戻しました。特に困っていないなら自動のままが良いかも知れません)

 

2019年10月のウィンドウズ自動更新で、ファンが数分ごとに唸る現象に襲われました。

色々試した結果「Flash Player」の動作を制限したらファンの唸り声が止まりました。

Flash Playerの動作設定を変更するには、アプリ一覧の「Windowsシステムツール」から「コントロールパネル」を開きます。

 

「コントロールパネル」の「システムとセキュリティ」の一番下に「Flash Player」が表示されます。

「Flash Player」をクリックすると「記憶領域」の設定が開かれ、一番上の「このコンピュータへの情報の保存をサイトで許可」に印がついています。

これを2番目の「・・・すべてのサイトでブロック」に変更して閉じます。

同時に他の機能も「・・・すべてのサイトでブロック」に変更します

 

「Flash Player」そのものを削除するにはスタート→歯車マーク→アプリでアプリ一覧を表示してアンインストールします。

数分おきにファンが唸る人はFlash Playerが原因かも知れません。

 

追加(2019.3.17)

タスクマネージャー「sedsvc.exe」というソフトがcpuかディスクを消費している場合、「Windows Remediation Service」サービスを無効化する必要があります。

この方法はコマンドプロンプトを実行する必要があるので、「sedsvc.exe」で方法を検索して停止か削除してください。

 

追加(2018.4.10)

ウィンドウズアップデートの後、PCを起動直後に動作が重くなり、わたしの(低性能な)PCではシャットダウンして再起動します。

タスクマネージャーを見ると「wsappx」というソフトがディスクの大部分を消費しています。

wsappxとはマイクロソフトが勝手に組み込んだアプリを勝手にアップデートするという「クソの中のクソ」みたいな機能です。

 

wsappxを止めるにはスタートメニューをクリックして左上のの「三」みたいな記号をクリックし、アプリ一覧を表示させます。

Mの項目に「Microsoft Store」があるか「ス」の項目にストアがあるのでクリックします。

右上の「・・・」みたいな記号をクリックすると「設定」が表示されるのでクリックします。

 

すると「アプリ更新」が一番上にあるのでクリックして止めてしまいます。

ついでにその下の「ビデオの自動再生」も止めて良いです。

これで起動後にフリーズしてPCが落ちなくなくと思います

 

起動直後激重フリーズの原因はこいつ

f:id:nonoty32a:20180410123638p:plain