奈良のフルーツロードで迷う
集会所の看板を見ると西峯という集落だったようだ
道に迷うほどの深い山
フルーツロードはXXXスカイラインのような1本の道ではなく、その辺一帯が果樹園になっている。
良さそうな道を曲がっては走っているうちに、自分がどこを走っているのか見失った。
たまにある標識にも、住民だけが知っている集落名が書いてあり、大きな町の名前ではない。
適当に広い道を走っていると山頂につながっていて、幅2メートルの道になるのもしばしばだった。
面倒なのでスマホマップを見ずに走り続けたら、マップを見ても現在地が分からないほど山中に入った。
安いスマホのせいかGPSの表示が前からいい加減で、そのうえ地図上の道路は細い線しかない。
坂の途中の建物
道に迷いながら撮影
このとき思ったのは、地図というのは目印になる町や店があって初めて機能するので、周りが山ばかりだと意味がない。
地平線の向こうまでずっと山と森だけで、点在する集落も地図上に地名すらない。
一応舗装道路なのでどこかに通じている筈で、実際数十分で民家がある平地に出た。
舗装道路を走っていて場所が分からなくなるとは、奈良の山中は恐るべしである。
大きな神社に出たがスマホGPSで場所が分からない
山の上に上ってしまったようだ
落ち葉が積もっていて、あまり車は通らないようだ
県道に出たのでこの先に平地があるはず
駐在所すら懐かしい
こういう場所の地図は一軒ごとは詳しいが全体は分からない
美しい川をこえる
突然現れた民家
古いが壊れてはいない
人が住んでいるのだろうか
都会との接点、キャンプ場に到達
再び橋を渡り
この日の目的地の丹生小学校跡についた
つづく