大阪・金剛山周辺の自然の中をバイクで走る
河内長野市からずんずん山に入っていく
大阪にも自然がある
大阪府の平野部ははっきり言ってどこに行ってもゴミ溜めか掃きだめだが、そんな大阪でも周辺部の山間には自然が残されている。
土地が斜めで治水が悪く、切り崩したら土砂崩れの恐れがあるので自然のまま放置されている。
決して自然を大事にする精神などではないのが、大阪らしい。
大阪市からしばらく山の方向に南下すると河内長野市という街があり、平野部は大阪のどこにでも見られる掃きだめ風景となっている。
だが市街の東側には金剛山などの山系が連なっていて、自然の中に小さな村や集落が点在している。
そうした山間を結ぶ道路は昔ながらの、曲がりくねった細い道であり、多くは交通量が少ない。
大阪に残された数少ない自然の中の道を、スクーターでトロトロと走ってみた。
この日の大阪市内は32度もあったが、真夏でも山の上はかなり涼しかった。
もっとも昼過ぎに平野に降りて市内に向かうときは、地獄の釜のような灼熱でした。
山間に小さな集落が点在している
峠道を飛ばしていた自販機の配達車
林道がそこかしこに通っている
川の中に人が居る気配
親子で釣りをしている家族が大勢いた
かなり前に廃校になったらしい小学校跡
こんな場所にもチカンは出るのだろうか
何気ないバス停
屋根付き地蔵の横にはベンチと掲示板があった
23度は大阪市内より10度も低い
舗装してあるが元は林道だったようだ
こういう家に住みたいと一瞬思う
大阪府内とは思えない棚田
4月に撮影した金剛山周辺の山村