ミトラのブログ 秘境と異世界

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西吉野町の果樹園の山と小さな集落

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西吉野村の風景

五條市西吉野町は併合前は西吉野村で、全体が低い山で林業と果樹園が多かった。

林業は衰退したが果樹園は今も盛んで、特に柿の山地で有名で日本一の柿の里を名乗っている。

低い山がずっと続き果樹園が連なる様子は美しいが、今は冬なので寒々とした地肌が見えている。


奈良県南部の集落はほとんどが消滅過程にあるが、西吉野は低山で五條市に近いので兼業農家が盛んです。

果樹園農家だけでは不安定だが、町に近い事で通勤して2つの収入原を持つことが可能です。

これが通勤不可能な山奥だと専業農家になるしかなく、一度の天候不順で収入ゼロ(経費が掛かるのでマイナス)になってしまう。


小さな山々にはひとつずつ小集落があり、農家はみな自分の山を持っているようです。

果樹園農家は空き家を除けばみすぼらしい家を見かけず、裕福そうな大きな家も見かける。

これは大阪や和歌山などでも共通の傾向で、水田農家より果樹園農家の方がよほど儲かっているようです。

 

上の方に集落が見えるので上がります

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このような道を通る

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ここが山上の終点でした

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数軒の果樹園農家が集落を形成している

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果樹園集落は人の気配がするし雰囲気が明るい

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農家は自分の果樹園の山に家を建てるので、独特の景観になる

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