東吉野村伊豆尾、高見川を挟んで向かい合う高地集落と八幡神社
伊豆尾八幡神社と愛宕神社
2019-10-25のブログで奈良県東吉野村の伊豆尾集落に行き、集落最上部にある八幡神社に行きました。
さほど大きくは無いが白い石垣と朱色が印象的で、竜宮城のようだなと感じました。
その時対面する向こう側の山にも同じような白と赤の建物が見え、神社に違いないと思いました。
帰ってから調べると対面する神社は愛宕神社で、どちらも住所は東吉野村大字伊豆尾になっています。
2つの山は高見川で隔てられていて、直線距離で400mほどだが標高差100mの谷に一度降りて上がる必要がある。
歩いて往復するのは半日仕事なので、目の前にあるが互いの往来は少なかったのではと想像します。
相手側の神社を見ると手を振ればはっきり見える距離で、意図的に相手から見えるように建てたのでしょう。
それはライバル意識というよりも、孤立した山中の集落で互いに励まし合うような心境のように思われます。
両集落とも今では通行人すら一人も見かけないが、そこそこ賑わっていて新しい家や自動車用の車庫なども多い。
また神社や道路は毎日清掃しているようで清潔に保たれている。
道路は狭く部外者が駐車する場所は無いので、徒歩かバイクでしか行くことはできない。
伊豆尾の2集落を直通する道はなく、かなり遠回りしなくてはならない
表示もなく迷ったがここに違いないと検討を付けた
反対側(東側)の伊豆尾集落が見える
あったー!、見つけた時は感激しました
思ったより小さいが、大きさは問題じゃないんです
向こう側集落の右側にも神社が見えます
カメラの倍率が低いので小さいが、肉眼ではもっと大きく見えます
ここで向こう側に行った時の写真を確認します
実物は石垣と朱色と背景の緑とかがすごく綺麗なんです
八幡神社方面から見た向こう側集落
向こう側集落から見たこっち側集落です
これも倍率が低いんですが、向こう側からもこっち側の愛宕神社の白と朱色が見えます。
肉眼のほうが大きくはっきり見えます
そして今日来たのがこっちという訳です
過疎集落ですが清掃が行き届いています
帰りは高見川沿いをうろうろして帰りました
高見川は自然の地形が残されていて、鮎釣りしている人を良く見かけます