十津川村の旭川と旭ダムを目指す
猿谷貯水池脇の集落
旭川沿いにもみじ街道を進む
奈良県の平野部から国道168号を通って十津川村に行く途中で、東に曲がって「もみじ街道」を進みます。
この辺りの道は国道を除くとどれも中央分離帯がない狭い道で、町道か村道レベルです。
もみじ街道は旭川という十津川の支流に沿っており、両側の山に挟まれた曲がりくねった山道です。
この辺りの道の大半がそうであるように山側は岩盤がむき出しで、川側はところどころガードレールが省略してある。
山と山、山と川の僅かな平地には数軒の集落があり、農地のほとんどは傾斜地になっている。
そもそも平地など存在しないのだが、山を削って平地にしたり、段々畑のように階段状の平地を作っている。
もみじ街道沿いにも小さな集落が点在しているが、空き家が崩れたり放置された農地に草が長く伸びている所が多い。
この辺に家を建てるのは山を削るか石垣を積むか、傾斜地に柱を立てる高床式住居しかない。
かなりの苦労をして建てたのが一目で分かるが、今は住む人もなく荒れている家が多い。
そうした道を奥に進むと旭ダムがあり、紅葉の季節はさず美しいでしょうが、まだ桜が咲く前なので枯れた木が生い茂っているだけでした。
早朝のあべのハルカスは重たい雲に覆われていた
大塔村の猿谷貯水池です、前より水位が上昇しています
木も成長していて撮影の邪魔ですね
少し高い場所に上ってみます
すると頭上に雲がさして水面が青い色に変わりました
貯水池にかかる赤い橋が湖面のグリーンとマッチしている
橋からの水面もこの日はとても綺麗でした
貯水池を過ぎると旧大塔村の集落があります
今にも崖崩れしそう、というか崩れたので砂防ダムを造ったのでしょう
旭川は水位が少なく静かです
バスが通っているようです
樹々の向こう側には集落が見えます
集落といってもこんな感じ
ここは宿泊施設のようですが営業してるのかわかりません
続く