吉野・大峯の金峯山寺を訪問
吉野山に逃亡した後醍醐天皇
2018年の年末に奈良県吉野山の金峯山寺周辺に行ってきました。
世界遺産の吉野山は吉野川から山頂までの広い範囲で、さらに熊野三山がある和歌山県までずっと世界遺産の道がが続いています。
このうち吉野・大峯はロープウェー(休業中)や宿場町、土産物屋などがあり、この中に金峯山寺がある。
金峯山寺は修行者によって7世紀に創建され、吉野から熊野三山へ山岳修行する拠点になった。
後醍醐天皇が吉野に逃亡して南朝を開いたので、1336年から56年間は日本の首都だったことになる。
実際には京で足利幕府を奉じる北朝が当時正当と考えられていて、後醍醐天皇は流刑者同然に隠れ住んでいた。
後醍醐天皇の無茶な要求に振り回され、足利軍と戦った楠木正成は尊王攘夷運動の英雄とされたこともある。
吉野・大峯は山中に在りながら数々の歴史の舞台になり、幕末の志士たちにも影響を与えた。
吉野川を渡って吉野山に上る
吉野山から隣の山を見る
銅の鳥居は1300年台からあるとされる
階段の上に金峯山寺がある
蔵王堂ですが小さく見える
近づくととても巨大なのが分かる
金峯山寺そのものは修理中
春は桜の道になる中千本
花矢倉展望台から金峯山寺を見下ろす
つづく