大深町から丹生川沿いに高野町をめざす
ガードレールは無く落ちたら数十メートル転落する
柿畑の山地
前回は県道732号線を通り山上にある五條市大深町まで行きました。
町とは言っても村とすら呼べないほどの小集落で、数十軒の家が斜面にとりつくように点在していました。
山の頂上付近には柿の木がたくさん植えられている柿畑があり、果物運搬用モノレールなどがあった。
過疎地にも種類があって大きく分けると収入源や仕事が無い地域と、なにがしかの収入がある過疎地がある。
奈良県のいくつかの山間地では果物栽培が盛んで、そうした場所は人口が少なくても活気がある。
大深町はちょうど柿の実がなる季節で、他にも季節によって果物が収穫でき、それが収入源になっているようです。
果物や茶畑がなく杉林だらけの地域は、明らかに貧困のために住人が減ってしまっている。
大深町を降りて富貴という地区に行き、丹生川沿いの道を通って高野町の国道371号線を目指します。
一面の柿畑
ここも柿畑
急な坂道を下る
運搬用モノレール
大深町を降りて富貴に向かいます
富貴は平地なので水田が広がる
丹生川はまだ紅葉には早かった
観光ガイドに奈良の軽井沢と書かれていた上筒香
稲刈りは終わりはざかけをしていました
高野町の上筒香から丹生川沿いの道を西に進むと中筒香、下筒香に地名が変わっていきます。
走っていると暗い森の中に真っ赤な鳥居が浮かび上がり、それが上筒香の丹生神社でした。
丹生川のほとんどは自然のままの岩が向きだして、道路の山側も岩がむき出しの壁が多い。
やがて道は国道371号線と合流するが川と道の様子は暫く変わらず、水面は青緑色に鈍く光っている。
止まって写真を撮っていたら崖を獣が駆け上がって行ったが、早すぎて写真に捉えることはできなかった。
曇り空と日陰で水面はきれいに撮れなかったが、いつか晴れた日にもう一度行ってみたい。
丹生川を西に進むと
暗い森の向こうに真っ赤な鳥居がある
丹生神社です
社殿は小ぶり
国道371号線のトンネル
晴れていたらもっと美しかったでしょう
荒々しい岩
道路は狭くガードレールが無い場所もある
旅館がある場所まで降りてきた