五條市大塔村辻堂のダムと集落
砂防ダム下の村
9月初めに十津川村にバイクで出かけ、最初の予定では一番奥まで行く予定でした。
だが走っていると例によって気になる場所でうろうろし始め、グダグダになっていきます。
9月4日には台風21号が直撃し、6日には北海道で地震が起きますが、この時は台風前の晴れ間でした。
国道168号線沿いの「道の駅 吉野路大塔」を過ぎて猿谷ダムも過ぎると左側に小さな集落が見えてきます。
五條市に合併する前の大塔村辻堂地区で、郵便局や消防や旧役場の庁舎があります。
もう少し走ると左側に大きな砂防ダムがあり、集落の上にそびえるかのような存在感を放っています。
週末でバイクが多かった
この橋を渡ると辻堂地区に行ける
一つ目の砂防ダムを過ぎると同じくらい巨大な砂防ダムを建設中で、この辺りはよほど土砂崩れに悩まされていると分かる。
8月24日ごろの豪雨でも土砂崩れで十津川村の道路が塞がれ、一時孤立したというニュースがありました。
上流の十津川村で土砂や豪雨があれば、下流の奈良県平野部や、さらに下流の大阪市にも災害が及ぶ。
一番上流で土砂崩れを止めることは、下流の大阪や京都を守る事にもなっている。
大塔支所は消防署とセットになっていて、中が丸見え
消防士が脱いだ服などがある
小さな村を見下ろす砂防ダム
ガソリンスタンドや電気店があるが人の気配はない
後ろを振り返る。砂防ダムから流れた水は橋の下を流れる
少し走ると工事現場がある
これも巨大な砂防ダム
手前は建物があったらしいが、今は基礎だけになっている
辻堂地区を振り返る
土砂崩れの跡らしい山がハゲた所が多い
つづく