廃小学校跡を訪問(旧下市町立丹生小学校)
当時のままの校舎とプール
奈良県のフルーツロードで道に迷ったあと、目的地だった旧下市町立丹生小学校跡に着きました。
ここでなくても良かったのですが、どこか「目的地」がないとダメな性分なので、適当に決めました。
「当てもない旅」が好きだという人が居ますが、自分の場合本当に当てもなく、そこら辺をぶらぶらするだけになります。
目的があったほうが、たとえその場所に行かなくても、途中で変更して行動しやすいです。
という訳で特に期待もせず着いたのだが、校舎は閉校になった日のまま、そこに残されていました。
閉校は1998年らしいのですでに20年間、使われず壊されもせず、そこに建っています。
美しい川を渡ると
小学校前だった
20年前は大勢の子供が歩いた
学校の隣りは「コミュニティ体育館」になっていて、おそらく校舎の一部だった鉄筋の建物を使用している。
グラウンドの道路に面した正門は厳重に閉鎖されているが、体育館側は注意書きもなく、普通に入れるようになっている。
グラウンドには最近やった何かの試合の記録もあり、住民の交流に利用されているようです。
グラウンドの奥には校舎が建っているが、ロープが張られ「これより校舎側への立入り禁止」とかかれている。
という事は「これより外」はやはり入っていいことになります。
グラウンドを一周すると奥の方に草に覆われたジャングルジムがあり、さらに草が生えた貯水池があった。
貯水池にみえたそれは、周囲の形状からみてプールだったようで、今は完全に池になっている。
建物がいつか壊されても、プールだけは池として当時の面影を残すかも知れない。
小学校前の雑貨店
当時のまま残されている
ここに座ってジュースなどを飲んだでしょう
校門は閉鎖されフェンスが張られているが
住民が利用する体育館側はがらあき
何かの大会をやった痕がみられる
古い体育館だろうか
ツタが絡まっている
隣りは教室があった本校舎
「これよりグランド側」なら良いようだ
ここが玄関で、中に靴箱が並んでいたのだろう
教室の窓もほとんど割れていない
これは奥の出入り口
となりの草むらはジャングルジム
サッカーのゴールポストだろうか
なぜか溜め池がある
プールだった
グラウンドの雲梯
動物の飼育小屋だろうか
錆びた鉄棒が放つ郷愁
体育用具倉庫
グラウンドのフェンスには隙間が作ってあった
もう10年ほどで草に覆われ倒壊がはじまるだろう
おしまい