ミトラのブログ 秘境と異世界

田舎の写真、異世界、マネー、雑学

空き家時代 安い土地を買って住む

家は解体すればよく、土地は再利用できる

f:id:nonoty32a:20180702121635j:plain

http://www.tochikatsuyou.net/wp-content/uploads/2015/06/akiya-hou.jpgより引用

 

無料や格安で土地が手に入る時代

日本では少子高齢化によって空き家が急増し、数年で空き家が1,000万戸になるといわれています。

1960年代に2.5%だった空き家が現在は15%以上の900万戸近く、2028年には20%の1300万戸になっていると予想されています。

家を欲しい人に対して家が過剰に供給された結果、1000万戸も余ってしまったのです。


実際都市部でも住んでいなそうな古い家を良く見かけるし、農村でも空き家が多いです。

奈良の山間部などでは「ほとんどが空き家」の地区を見かけるなど、無人化した集落もあります。

ということは日本では今後1000万戸もの家が買い手がつかず、無料や非常に安い価格で買えるようになります。


土地を持っていても利用しなければ税金を取られるだけで相続した人にはデメリットしかないので、無料でも手放したいのです。

ところが日本の法律では土地を放棄することはできないので、空き家として放置されます。

不動産紹介サイトにはこういう空き家はほとんど載っていませんが、あの手のサイトは「利益が出る不動産」を掲載しています。

 

多くの空き家は売買サイトに紹介されない

売買して利益が出ないのに関わっても、手間がかかり損をするだけなので、不動産屋や紹介サイトには載りません。

所有者はせいぜい地元の個人経営の不動産屋に依頼するだけで、取引もされないのです。

こうした物件を掲載する「空き家サイト」「空き家バンク」には放棄された空き家が載っている場合もあります。


だが大半は、「空き家を売るなんてみっともない」「近所の人に知られたくない」という理由で登録すらされていません。

所有者が売りたがっているのに、誰も仲介しないので1,000万戸もの空き家が今後放置されます。

家の部分は利用価値が無いにしても、解体すれば(100万円ほどかかる)土地は再利用できるでしょう。


こうした土地を無料や100万円程度で買えれば、非常に安い価格で田舎暮らしを始められます。