ミトラのブログ 秘境と異世界

田舎の写真、異世界、マネー、雑学

0円住宅、格安住宅とは 過疎地では空き家がゴロゴロ

空き家バンクサイト「田舎の生活(を、夢見ている)」

f:id:nonoty32a:20171228123252j:plain

田舎の生活(を、夢見ている)http://inakanoseikatsu.com/category/%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e7%89%a9%e4%bb%b6/100%e4%b8%87%e5%86%86%e4%bb%a5%e4%b8%8b/より引用

 

0円住宅、格安住宅とは

一頃のアパート経営や不動産投資ブームは過剰供給で終焉に向かっているようだが、供給過剰は本当に住みたい人には安く買える。

日本では全国で800万戸もの一戸建て空き家が存在し、2030年代には2000万戸以上に増加しているそうです。

空き家のほとんどは売りに出される事も無く、朽ち果てて解体されるか崩壊するのを待つのみとなっている。


築40年以上で建物としての価値はなく、解体費用が100万円はかかるので、土地の値段マイナス数十万でしか売れない。

その土地が好立地なら良いが、多くは過疎地の不便な場所にあるので、売りに出しても買い手はつきにくい。

売れそうな物件は不動産会社が仲介してネットの売買サイトに掲載されるが、手数料も出なさそうな物件は対象外になる。


ここに登場するのが市町村や自治体が運営する「空き家バンク」で、営利ではなく住民を増やすために販売している。

空き家バンクと言っても居住中の家もあり、数千万円の物件もあるのだが、一方で数十万円の物件も掲載される。

そんな中で時折登場するのが「ゼロ円住宅」こと無償譲渡物権で、物件は無料で譲渡される。


だが固定資産税や譲渡手数料は発生するので、本当にゼロ円で入手できるわけではない。

実際0円住宅があるかどうか空き家バンクを巡回すると、すでに存在しない場合が多かった。

これは架空物件ではなく、掲載するとあっという間に売れてしまうらしく、低価格な物件ほど早く売れるようです。


50万円から100万円以上の物件は比較的長く掲載されているので、興味があったらチェックするのも良い。