釈迦ヶ岳登山道入り口周辺は雪が残っていた
登山道を10mほど上った展望スペースから

残雪の道をバイクで走る
十津川村の旭川に沿って山の方に上り、旭集落や旭ダムを過ぎると道は舗装林道になります。
下の方は杉林だが標高が上がるにつれて原生林に変わり、登山者くらいしか通らなくなります。
3月とはいえ寒の戻りでこの日は寒く、山間部の道路温度計は2度から4度を示していました。
釈迦ヶ岳は1799mだが舗装された登山道駐車場入り口でも1300mあるので、気温は恐らく0度前後だったでしょう。
駐車場に近づくと残雪が残っていて、至るところで小さな崖崩れが起きていて、道路上には細かい石が転がっていました。
奈良県の岩や石は縄文時代から弥生時代に石器に使われていたほどで、硬くて尖ったものが多い。
尖った部分をバイクで踏んだら一発でパンクするに違いないので、小石を避けながら蛇行運転します。
細かい粒状の石や砂も、アクセルを開けると後輪が滑るし、ブレーキを掛けると前輪が滑るので要注意です。
駐車場手前には通行止めの意味なのか切り倒した木が枝付きのまま置かれていて、当然誰も居ませんでした。
こういう小石は尖っているので、踏むとパンクします

道は思ったより綺麗でした

登山者が上がった痕跡が無かったが、旭集落のバス停から15キロほど歩いてくる登山者は居るのかもしれません。
残雪部分には足跡も車輪跡もなかったので、やはり4月までは誰もここには来ないのでしょう。
登山道を10mくらい上がった場所は展望台のようになっていて、周囲の山並みを見渡す事ができる。
あいにく山の名前などは一つも知らなかったが、温かくなったら登ってみたいと思える絶景でした。
駐車場周辺には休憩所も自販機もないので、暫し散策して再び残雪の道をバイクでゆっくりと降りました。
途中苔が密生した素敵な原生林があり、舗装道路からでも良い写真を撮ることができた。
この日は晴天予報だったが、低い雲が垂れ込めて雪まで降り出したので、早々に大阪に帰りました。
標高1000m付近から崩れている個所が増えます

崩れた岩に雪が積もっています

完全に雪ですね、タイヤ跡は自分のです

この辺りは凍ってて滑りました

駐車場手前には木が置いてあります

これが登山道です

眺めが良さそうなので少し上がってみます

雄大な風景で、少しだけ登山気分を味わえます

反対側にも道があるが完全に封鎖してある

雲行きが怪しいので再び来た道を戻ります(強風も吹き始めた)

上るときに見えた原生林に止まってみます

苔が密生していてロマンを感じます

再び旭川に沿って下ります

この100mほどのトンネルはまだ歩いて通れるかも知れないが、中に入る勇気はありませんでした

おわり