コナベ古墳とウワナベ古墳を訪問
コナベ古墳とウワナベ古墳
前回は奈良市の仁徳天皇皇后陵を訪問し、その辺には他にも前方後円墳があるので回ってきました。
ひとつはコナベ古墳、もうひとつはウワナベ古墳で、例によって誰の墓かは不明となっています。
ウワナベは全長 205.4メートル、コナベは墳丘長204メートルあり、天皇かかなりの大物の陵墓と思われます。
今までに見た前方後円墳は丘の周囲に堀があり、水が張ってあるか空堀になっていました。
この2つは「池」であって池のなかに島があるような形になっています。
よくあるパターンでは壕の部分を広げて農業用溜め池になっていた例がありました。
仁徳天皇皇后陵からすぐにコナベ古墳がある
水がどろ湯みたいな色をしている
逆に「卑弥呼の墓」候補で知られる箸墓古墳は、壕が埋められて農地になっています。
コナベ古墳の築造は西暦400年代初めで1600年前であり、周囲の状況もまったく変わっている。
調査によると平城京からこの辺(400mもない)一帯は庭園で、貴族らが茶会などを開いていたという。
コナベ古墳とウワナベ古墳の間には航空自衛隊奈良基地があり、F1戦闘機やセイバーが展示されているのが金網越しに見える。
平城京にも徒歩で行ける距離なので、ハイキングなどに良いかも知れない
島の内側には行けず拝所もないのでやや物足りない
反対側は自衛隊基地
うおお三菱F-1戦闘機が置いてある
むこうにはF-86セイバーが見える
中には当然入れない
基地の周りをうろうろしたら、コナベとウワナベの区別が分からなくなった
たぶんこっちがウワナベ古墳
もみがらを焼く農家の人
赤いトラクター
別の池には水鳥がたくさん住んでいた
続く