霊界のような新野稲荷神社(奈良県大淀町)
薄暗い森の中に数十基の石碑が並ぶ
山上にあった謎の神社
ツイッターと連動して今後は古い建物とか風景の写真も掲載していきます。
天皇陵や古墳や神社に行く旅に、周辺で撮影した写真が溜まっていました、
前回は吉野町吉野川沿いの大名持神社に行きましたが、少し下流の大淀町にもレア神社があります。
稲荷山古墳と同じ場所にある新野稲荷神社がそれで、稲荷山古墳に行ったらそこに神社がありました。
山上の小さな神社ですが境内には数十石碑が立ち並び、この世のものではない世界のようです。
創建や由来などはまったく不明で、昭和5年頃から開戦までに建てられた石碑が並んでいる。
この日はあべのカルカスも霞んで神秘的だった
稲荷山古墳という弥生時代の古墳を見に来たら階段がありました
石碑に書かれた文字を見ると、近隣の村々で祭った神をここに集めたようで、村の名前が見られる。
多くは個人が寄付したようで、人物名が記載されている石碑も多い。
神社の隣りには管理人の建物らしきものがあり、普段は人が居るようだった。
神社そのものはあまり手入れされておらず、終戦後は人々が集まる場所ではなくなったようです。
戦没者の追悼のための石碑は近隣で良く見るが、そうしたものでも無いようです。
説明文もなく、何のためにこれほどの石碑を建てたのかは分からない。
最初のはあまり気にしなかったが
石碑はどんどん増えていき
周り中すべて石碑なのに気付いた
かなり古くて苔に覆われていて青みがかっている
ひとつひとつが神を祭っているようです
小さな建物がある
金田一少年ならここで事件が起きそうな場所
裏側にもまだまだいっぱいある
色々な神の名前が掘ってある
賽銭箱があったので
100円を投入する
キツネの表情が妙にこわい
鳥居があったらしいが根元から壊れている
石のひとつに昭和6年1月と書かれている
昭和9年とあり寄贈者の名前が書かれている
この奥には
生きているかのようなキツネが2匹控えている
80年以上もこうしているのだろう
黒滝大神は黒滝村の神様だろう
横には建物があるがこの時は誰もいなかった
神理教吉野稲荷教会と書かれている
この日の主目的だった稲荷山古墳は
奥の階段の脇にあった
保存状態は良く、中に入れるが周囲に圧倒されている
おわり