蛇の祟りがある「くつな石」を見に行く 明日香村
鳥居のうしろが「くつな石」
「くつな石」の祟り
日本のピラミッド都塚古墳を訪問した後、古墳横の「くつな石」の立て看板が気になりました。
というよりも都塚古墳から誘導するかのように、行かざるを得なくなるように設置されています。
これより約1キロと書かれていて、バイクなら数分なので立ち寄ることにしました。
上り坂の細い道をなんどか曲がりながら、農地の中を走るが行き止まりには何もなかった。
と思われたが終点の道端にはまた案内看板があり、フェンスを開けて向こう側に入ると書かれています。
イノシシや鹿が山から下りて農地を荒らすのを防ぐ目的で、フェンスにはチェーンがまかれて人間だけが解除できるようになっている。
都塚古墳への曲がり角が「くつな石」になっている
都塚古墳の横にも案内板があり、どうしても行かせたいようだ
「シャックル」をくるくると回してチェーンを外し、向こう側に行ったらまた元に戻す。
山道を100mほど上ると小さな神社があり、巨石が山から突き出している。
石を傷つけると蛇の祟りがあり、高熱にうなされて数日でなくなると書かれている。
石は周囲の木の根と一体化していて、数百年はこの状態なのだろうと思われた。
よそ者や村人が山を荒らさないように、遠ざけようとして伝説ができたのかも知れない。
江戸時代には森の木は幕府や藩の重要な収入源で、勝手に入山したり伐採はできなかった。
どこまでも続く道を上る
わらを束ねたもの、明日香村では良く見かける
畑にはさまざまな作物が植えられている
良い感じに古びた小屋
行き止まりにさっきと同じ案内板がありフェンスが閉まっている
帰ろうかと思ったが、自分で開けて入るようです
シャックルを回してチェーンを外す
山道を登ると可愛い砂防ダムがある
反対側も可愛い
「くつな石」発見
木と一体化しています
岩から木が生えているようです
元の坂道を下りて戻ります
つづく