「飽き」は疲れのサイン 飽きたら回復を待つ方がいい
疲れたら休めば良いが、人間はそうもいかない
飽きやすいのは性格ではなく疲れやすい人
世のなかには飽きっぽい人と長続きする人がいて、自分は飽きっぽいほうだと思います。
この飽きっぽさは体力と関係していて、体力が無い人は飽きっぽい人である可能性が高いです。
飽きたと感じるのは脳が「もう辞めたい」と知らせて行動を止めようとしていて、疲れを知らせようとしています。
人は痛いとか頭痛がするなどで疲れを自覚することもありますが、自覚しないまま疲れている場合もあります。
眠くなってあくびをするのも疲れている状態で、頭痛がしたり動作が緩慢になったり集中できなくなったりします。
自分が好きでやっている事でも「もう飽きてきたな」と感じることがあり、それもだいたい疲れてしまっている時です。
好きだからと同じことを毎日続けていると、脳の同じ部分が毎日酷使されている状態になり、脳が疲れを訴えてきます。
こんな時に人はあくびが出たり以前ほど集中できなくなったり、「なんかもう飽きたな」と思ってきます。
こうなったら脳の疲れが取れるまで休むべきで、そのまま続けたとしても以前のフレッシュな状態に戻すのは難しい。
長続きするのは疲れにくい人
飽きっぽい人の反対に根気がる人、何をやっても長続きして感心するようなタイプは、実はただ体力があるだけかも知れません。
身体的に余裕があれば体力を使う事で疲れにくいし、頭を使う作業では脳が疲れにくいのかも知れません。
一時期活性酸素ブームがあって、活性酸素で細胞が錆びるのが老化や疲労の原因と言われていました。
肉体労働や頭脳労働をすると脳に疲労がたまりますが、これは脳が酸化して本来の能力を発揮できない状態です。
認知症の原因も脳が酸化してスカスカになる事だと言われていて、さっきご飯を食べたのを忘れるようになります。
身体を動かすのは脳なので、激しい運動をしたり考える労働で脳に負担を掛けすぎると、すぐに酸化して機能が低下します。
夜更かしや生活のリズムが不安定なのも脳に負担をかけ、長年続くとうつ病やノイローゼになります。
短期間なら「やる気」でカバーできますが、疲れた脳に負担をかけ続けると最終的に生きる意欲を失います。
まあそうなる前に適当に休み、規則正しい生活をして疲労を貯めないようにした方がいいです。