ミトラのブログ 秘境と異世界

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RX100の発色の悪さ改善(カメラ)

花の色がくすんでいます

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明るすぎる問題は解決

コンデジカメラRX100で露出が合わない問題は以前に書きました。

晴れた日や室内は良いのだが、暗い森や曇りではどう調整しても明るく白っぽい写真になっていました。

結局これはカメラのAIが原因で、手動で露出調整をすることで解決しました。


まだ手動露出に失敗して明るすぎたり暗すぎる写真になりますが、それは腕の原因でカメラのせいではないです。

持っているのはRX100の番号がつかない安いタイプで、アマゾンでは現在3万5千円で売られています。

上位機種(15万もする)では直射日光でも見やすいモニタやファインダーで直接画像を確認できるが、安いのでついていません。


明るい屋外ではモニターが良く見えないので、露出がどうなっているのか良く分からないのです。

半面暗い場所でははっきりモニターを確認できるので、明るすぎる屋外ではおまかせ撮影にした方が良いようです。

露出が解決したことでもう一つの問題「発色の悪さ」が目立ってきました。

 

藻に覆われた池とか周りの木とかが、もっと鮮やかな色だった気がする

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 田んぼや草の緑や空の青は、もっと複雑で色彩豊かだったような気がする

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露出を合わせたら色彩のずれが目立った

RX100で撮っていると「目で見た時と色が違う」「鮮やかな色だったのに写真ではくすんでいる」事が多いです。

また晴れた日は良いのですが、特に曇りの日や暗い場所ほど落差が大きいようです。

露出は適正なのに、いや適正になった分だけ色合いの悪さが目立ちます。


これの改善策は案外簡単で、設定のクリエイティブスタイルでスタンダードではなく「風景」にすると発色が強くなります。

発色の強さは何段かに調整でき、風景以外にもスタイルを選べる。

ただおまかせ(プレミアムおまかせオートにしている)モードではスタイルで調整はできない。


おまかせオートでは毎回明るさや色調整をしなくてはならないので、調整不要な時以外はかえって面倒になります。

ピクチャーエフェクトでも画像効果をかけられるが、どれも「オモチャっぽい」写真になりやすい。

他にはホワイトバランスのプリセットを「曇天」「日陰」など適切にセットすると、適した色彩が出やすくなる。

 

RX100はプリセット、ピクチャーエフェクト、クリエイティブスタイルなど同じようなモード設定が多く(機能は異なるが)毎回説明書を読まないと適切な設定ができない。

この辺が日本の家電メーカーの使いにくいところで、使っていると自然にその機能を呼び出せるようになっていない。

今のところ露出マニュアルで「風景」スタイルにするか、明るい野外ではおまかせプレミアムで撮っています。

 

スタイルを「風景」にしたら少し目で見た印象に近づいた

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これも「風景」スタイル、色が出ているのが分かる

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雲がただの銀色じゃなく立体的に写っています

遠くの青や手前の木の赤色も、見た時の色に近づきました

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