明日香村の古代米寿司がうまい
明日香村の昼飯
普段名物や土産物は一切買わないのだが、奈良に行ったときマックも食べ飽きたので、行った先の売店を覗いてみました。
飛鳥寺の近くに明日香村埋蔵文化財展示室があり、それはどうでも良いのだが同じ建物に「農産物直売所 あすか夢の楽市」が入っている。
昭和の小学校のような木造の建物で、舗装していないが駐車場がとても広く、ベンチも数ヶ所あるので休憩に立ち寄りやすい。
手前は広大な駐車場で、右側は埋蔵物展示室
中を覗くとこんな感じ
他の土産物屋の多くは11時ごろにならないと開店しないが、ここは9時から17時なので、日中行くと大抵開いています。
「どうせ高いうえに欲しいものはないだろう」と立ち寄ると寿司っぽいのが350円で売られていました。
巻き寿司1本分のが350円で、2本分のは650円だったので、不味くても悔しさが少ないように小さいほうを買いました。
正面にはジャムやクッキーがある
店の半分は野菜売り場で、客の大半は近所の人らしい
ついでに地元産らしいヨーグルト170円、やはり地元で作ったらしい「おはぎ」を買って、晴れていたので外のベンチで食べる事にしました。
明日香村というのは有名だが所詮「村」でしかないので、マックや王将やガストは存在しません。(隣りの橿原市にある)
明日香村で食事となると、観光地なのでオシャレなレストランは沢山あるが「飯をかきこむ」系の食堂とかがないです。
牛乳とヨーグルト
おはぎやまんじゅう
土産物屋でパック寿司を買ってみる
オシャレ系の店は定食が1500円とか「ありえない」値段をつけているので、選択肢はコンビニだけになります。
コンビニお握りは食べ飽きたし、まあ外れでも不味かった事をブログにでも書いて、仕返しするかと思いました。
飛鳥時代から存在したようなボロいイスに座り、テーブルの上で買った物を広げ、煩い近所のパートおばさんを無視して食べる事にしました。
(おばさんてのは何であんなに喋る事が尽きないんでしょうか?自分が駐車場から出るまでずっと喋り続けていました。)
これが古代米寿司だ
埋蔵展示室の前にはテーブル席がいくつかある(座ってるのは自分ではない)
まず古代米の寿司を開封すると、安っぽい容器に似合わず、午前中だったのもありご飯が瑞々しく、光沢がありました。
『イオン』とか『ライフ』で食べなれている、ご飯がくっついてネチャネチャする巻き寿司とは異質な上品な食べ物でした。
開封の儀、『イオン』みたいに干乾びていない!
『イオン』『ライフ』のは半額ならしょうがなく買うが、とても定価で買う価値があるとは思えないような代物です。
巻き寿司に入っている「具」も柔らかく、一つ一つが美味しかったです。
「おはぎ」は普通のおはぎだが、『イオン』『ライフ』のおはぎのように、歯にくっついたまま永遠に取れないネバネバ感はなく自然な食感です。
別の日に再び買ったもの
牛乳はジュースのような滑らかさで、大玉5個の柿がなんと250円(大阪市内では軽く400円以上+消費税)
明日香村は野菜果物が安い
ヨーグルトは都会でたまに売ってる「安田ヨーグルト」に近く、有名メーカーの商品とは別物です。
別な日に牛乳も買ってみたのだが、低温殺菌なので焦げたような苦味がなく、まるでジュースのような口当たりでした。
という訳で明日香村で買ったものは、すべて当たりでした。
柿とみかんの季節だったので、高品質な物が激安だった
レジのおばさん達
帰ってから食べるために、売っていた柿も買ったのだが、大阪市内では400円以上する大玉5個が250円でした。
明日香村で収穫したものを売ってるので、季節によって商品は限られているが、どれも大阪より大幅に安く、しかも美味しい。
買出しの為だけに明日香村に来ても良いなと思ったほどです。
明日香村ではそこら中に柿が実っていた
明日香村の風景
地図