4回目で四郷の串柿と遭遇 和歌山県かつらぎ町
バイクでしか行けない串柿の里
和歌山県かつらぎ町の四郷は串柿の里で知られていて、季節になると串に刺した柿を外で干す風景が有名です。
当然ながら柿のシーズンしか見れないが、だいたい10月末から11月後半までのようです。
最初に行ったのは6月頃で、当然串柿が無いのは知っていたが風景を見たりしました。
夏にもその先の葛城山に行くときに通り、そろそろかなと思って10月初めに行ったが串柿はなかった。
調べて見ると串柿政策は11月前半がピークらしいので、11月6日の晴れを狙って行ってみました。
四郷というのは広口、東谷、平、滝の4集落の事で、滝がちょっと平野の他は高地集落の傾斜地にあります。
道路は舗装しているが一部が軽自動車同士ならすれ違えるが、基本的に住民しか通らないので車で行っても止める場所は無い。
地理をよく知っていれば車を止めて歩く事もできるが、歩きか自転車かバイクでしか行けない。
この辺の山道を自転車で上っている人を見掛けるが、ツールドフランスよりきつそうです。
東谷、斜面に柿の木が見えてきた
紅葉もきれいだが今回の目的ではない
オレンジ色の何かが見える
ついに串柿と遭遇を果たした
奥までずっと続いている
この前は廃村みたいに静かだったが今日は賑やか
こっちは東谷、向こうは平、左は広口、下が滝集落
食用ではない小さな柿
平地から車で10分程度なのだが歩くと30分以上かかるだろうし、上りはきついし下りは膝や足にきます。
つまり四郷の串柿がたくさんある場所は、部外者はバイクでしかいけないようになっています。
実際ツイッターなどに掲載されている写真はバイクと一緒に写っているのが多いです。
山の上にはバスは来ないので、途中の上がれる場所までタクシーで来るしかないでしょう。
タクシーで来たとしても広口、東谷、平の3集落は別々の山なので、全部回るにはまた山を上らなくてはならない。
そして辿り着きにくい山の上の方ほど、串柿がたくさん干してある。
行ってみて分かったのはこの串柿は普通に売られている柿より小さく、プチトマトよりは大きめでした。
おそらく山の上のほうがこの品種が育ちやすいとか、何か理由があるのでしょう。
こうして苦労して作った串柿だが正月の飾りで食用ではなく、食べても良いが美味しくなく実も少ないようです。
年1回、バイクでしか行けない串柿の里を見れたので満足です。
前回は空き家のようだった家にも干してある
ネットでよく見るのはこういう写真ですね
青空に干し柿が映えるが目で見た時はさらに鮮やかでした
この一角はこの一軒だけでやっているようです
さっき東谷から見えた平に上りました
1か月前に来た時は何もありませんでした
これが大坂や京都で売られます
この中で串柿を制作して外で干しています
つづく