串柿の里四郷を訪問 広口と平集落の絶景
平・広口集落
前回は串柿の里・四郷の東谷集落に行き、やっと串柿を干している風景に出会えました。
かつらぎ町四郷は東谷・平・広口・滝の4集落なので、まだ3つ残っています。
東谷・平・広口は3つの別々の山で、滝は山の下の穴伏川に沿った川集落で谷間になります。
滝集落には国道480号線が走り道の駅「くしがきの里」や直売所や農協、商店などもあります。
農地やまとまった住宅地があるのは現在滝集落だけで、東谷・平・広口は数軒の農家が点在しているだけです。
普通の人でもは道の駅まで行って、ハイキングがてら広口や平の柿畑まで登る事はできる。
平集落で串柿を作っていたあたり
ソロバンを思い出しました
反対側の山がさっきまで居た東谷
平の最上部まで上ります
八坂神社がありお婆さんが手入れしています
神社の横がお寺、柿食えば鐘が鳴るなり定福寺
定福寺向かい側の干場、道の奥に作業場があった
不便な場所ほど景色が良い
車で山に登ってもすれ違えないし駐車場もないので、普通じゃない人はバイクか徒歩で上ります。
マップに載っている堀越癪観音から東谷に出ると、川を挟んだ反対側の山にある平と広口が良く見えます。
東谷と平は道路は整備されていて少し広いが、広口は傾斜がきつい上に舗装が悪いし軽トラ同士でもすれ違いできない場所が多い。
だがそういう場所のほうが面白かったりするわけで、今回最も良かったのは広口集落の山の頂上あたりからの景色でした。
山頂付近まで柿畑が続いていて周辺の山も黄色い柿が見え、本当に柿の里なんだと実感します。
農地が少ないこの辺では江戸時代に殿さまが奨励して柿を植え、大阪や京都に干し柿を売って生計を立てていたそうです。
3つの山を分ける川を渡り、広口に向かう
多分あっち側が広口、国道を左に降りると滝集落や道の駅に出ます
広口集落の一軒目
うつくしい干し柿
柿色の廃車と柿、向こうの山は平集落でしょうか
廃車と柿はなぜか似合う
斜面に成ってるのがぜんぶ柿の木
広口で一番高い辺り、かつらぎ町の市街地が見渡せる
近代的な干し場がありました
風を当てて早く乾燥させるようです
この斜面のあたりは密集しています
柿の甘酸っぱい匂いが周辺にたちこめている
大粒の梅干しっぽくも見える
この柿は小さい品種みたいです
採りかけのケースが置いてある
串柿はまだ続くが未舗装路になったので引き返します
さっきの甘酸っぱい道を通って降りる
おわり