ミトラのブログ 秘境と異世界

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奈良の直売所で激安の柿を買う

大粒の良品が5個で260円、(大和高田市のよってって)f:id:nonoty32a:20171101111818j:plain

 

激安の柿はなぜ大量にある?

農村に近い道路沿いには「直売所」があり、近隣で採れた野菜や果物を売っている。

存在は知りつつも興味がなく素通りしていたのだが、ある日休憩に明日香村の土産物屋に立ち寄り、柿がとても安いのに気付いた。

柿は大阪のスーパーでも売られているが、1個120円とかであり、パクパク食えるという値段でもない。

 

大粒のブランド柿は少し高い

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ナスが2.3本入ってて78円

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田舎に行けば道端で取れるものを(取ってはいけないが)、わざわざ買うには抵抗がある値段です。

ところが同じような柿が、大阪と奈良の県境を超えると、値段がまったく違う。

いくつかの直売所を回ったところ、4個から6個入りで250円(税抜き)というのが多かった。

 

5個で250円、思わず手に取り買った(明日香村夢の楽市)

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土産物屋だが近所の人が買いに来ていた

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もっとも安いのは6個で190円のがあり、食べてみたが大阪で売られているのと、違いが分からなかった。

みかん、りんご、梨などもあるがとにかく10月頃は柿が大量にあり、しかも激安です。

柿の収穫期は短く、数週間の間に出荷されるので、価格調整ができないのではないかと想像した。

 

6個250円、これも買った(御所市葛上農産物直売所)

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御所市の山間にあり、地元の人が買い物をしていた

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それに柿は買って室温で保存すると数日で完熟し腐り始めるので、倉庫で保存する事もできない。

その代わりリンゴや梨と違って放置すれば毎年実がなるので、手間がかからない。

奈良の田舎では(奈良はほとんど田舎だが)どこに行っても柿の木が植えられていて、歩いていて手を伸ばすと取れてしまう。(取らないが)

 

大粒美品が6個で300円(明日香駅前夢販売所)

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色が青いほうが日持ちがするようです

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普通の土産物もある

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柿は衝撃に弱く、買って帰るとぶつかり合った部分からすぐ完熟してグニャグニャになる。

緩衝材で柿同士がぶつからないように運ばなくてはならないが、こうした事が大阪では高くなる原因なのでしょう。

ネットで調べると、1個づつ「ヘタ」に湿った物を当て、下向きにビニールで包装し、冷蔵庫に入れると2週間くらいもつようです。

 

6個で190円は最安だった(道の駅かつらぎ)

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柿はそこら中に実っている(飛鳥寺近く)

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天武天皇陵は周囲が柿畑

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隙あらば柿を植えてある

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