急須と茶葉で美味しい緑茶を淹れてみた 1杯36円
右は使いきった茶葉、左が新しい茶葉、どちらも税込み900円くらい。
お茶はもっと上等なのが飲みたくなる
緑茶で認知症を予防できるというニュースを見て、ティーバッグの緑茶を飲み始めたが、すぐに上等なのが飲みたくなった。
最初は20パック250円のを飲んでいたのだが、20パック380円くらいのを飲むようになり、それも物足りなくなった。
緑茶はこのように、だんだん舌が慣れてきて、もっと上等なのを飲みたくなる怖い飲み物です。
購入した急須、中身が見えて使いやすい
1杯あたりいくらなのか計算すると20パック250円のは1杯13円掛かっていて、380円のは19円です。
缶やペットボトルの200mlくらいのが100円するのに比べると、かなり安いし美味しいです。
だが「お茶っぱ」を買って来て急須で淹れれば、もっと美味しいのではないかと思うようになった。
本来はこういう湯のみで飲むらしい
お茶よりコーヒーを多く飲むが、朝一番でレギュラーコーヒーを飲むと、頭痛と吐き気と胃痛がする事がある。
その点お茶を朝一に飲むと、コーヒーのような気持ち悪さが無く、とても快適です。
昼過ぎや夕方以降はコーヒーを飲んでも気持ち悪くならないので、お茶は朝だけです。
おーいお茶、宇治茶
一度、朝一緑茶の快適さを知ってしまうと、もっと美味しいのが飲みたいと思うようになった。
急須として買ったのはハリオ(HARIO)の透明なガラス製で、値段は近所で900円ほどだった。
中に金属のカゴが入っているタイプで、カゴが大きいのと茶葉を簡単に捨てれるのが良い。
急須にお湯を入れて、カゴを落としたところ
高級なお茶を飲む
なぜカゴが大きい方が良いかというと、小さいと茶葉が広がりにくく、あまり美味しくないとネットで読んだからだった。
それに多くの急須は2人用なので、小さいカゴだと茶葉がお湯に浸かりにくい製品が多い。
そして透明で中が見えるのは、確認しやすく初心者にはとても好都合だ。
茶葉は「おーいお茶」でお馴染みの伊藤園の「おーいお茶、宇治茶」というのを近所で買った。
その店に置いてある一番高い茶葉がそれだったからで、税込み900円くらいだったと思う。
100g入りで1杯何グラム消費するのか分からなかったが、2人分で4グラムと説明に書いて有ったので、一人だと50日分だなと計算した。
30秒から40秒ほど待つ、本当はフタを閉める
900円で50杯なら1杯18円なので、ティーバックの20パック380円より安い事になる。
この計算は間違っていたのが後で判明するが、とりあえず急須と茶葉を購入して準備は整った。
緑茶は(コーヒーもだが)お湯を沸かしてから一度カップに移し、戻して温度を下げてから淹れます。
茶葉の説明書きの通りに淹れたが、最初の1回目は濃すぎて葉っぱの煮汁のようになり、2回目は薄すぎた。
だが3回目には自分好みの味に淹れられるようになり、さすがに高い茶葉だけあって、味は上品でしかも旨み成分が濃い。
100gの茶葉を使い終わったのは27日目だったので、1回約3.7gを消費した。
「湯のみ」の2倍もあるマグカップでグイグイ飲む
本物は高いが、コーヒーよりは安い
違ったのが茶わんの大きさで、普通は可愛らしい日本茶用の湯飲みに入れるが、自分はマグカップでがぶがぶ飲みます。
説明では1杯100mlと書いてあったが、自分が使うマグカップは楽に200ml入るので、一人で2人分だったのでした。
とすると茶葉を多く入れすぎていたのではなくむしろ少なかったという事が分かった。
1杯36円という事になり、「おーいお茶プレミアムティーバッグ」の時の約2倍のコストでした。
茶の湯の道は結構お金が掛かりますが、これをコーヒーと比べてみます。
最近はドトールのブレンド豆を購入しているのだが、税込み約870円で200gなので20杯分です。
1杯43円という事になり、高級茶1杯よりもコーヒーの方が高い事になります。
しかも自分はコーヒーには牛乳を入れるので、実際は1杯60円以上掛かっていました。
緑茶の優位性はまだあり、ドトールの豆を引いてもらって、常温だと3日目には酸化して味が変わっています。
冷凍庫で保管しても10日経つと風味が悪くなり、2週間で苦くて安っぽい味になります。
ところが緑茶は常温でその辺に置いても、最後まで(自分の味覚では)味は変わりませんでした。
豆のコーヒーよりも高級な緑茶の方が安上がりで、保管が楽で酸化しにくい事がわかります。
認知症防止にもなるので、今後も飲み続けたいと思います。
撮影していたら抽出時間が長すぎて苦くなったところ