多くのブログがコメント禁止になっていく理由
一般人でもアクセスが増えるほど否定派が増えていく
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7f/dbab2814ef888ae1ad355dd84f680e07.jpgより引用
ブロガーは何故コメント禁止にするのか
現在2つのブログを毎日書いているのだが、どちらもログインしないとコメントを書けないようにしている。
他の人のブログを見ても、やはりコメントに制限があったり、そもそもコメント覧を撤廃していたりする。
コメントが自由なのは「まとめサイト」などのコピペブログだけという状況だがどうしてこうなるのだろうか。
自分も最初の1年くらいはコメント自由にしていて、数ヶ月は何の問題も起きなかった。
一日のアクセスが数百人のうちは「同じ意見の人」や仲間意識の読者が大半なので、コメントも応援が多い。
またコメントの数も一日1件あれば多いほうで、コメントが励みになったりする。
一日のアクセスが数千件に増えると、自分と違う意見の人たちも見るようになり、反対意見も書き込まれるようになる。
この段階ではバランスが取れていて、読者間で意見を交換したり、建設的な議論が行われる。
一日のアクセス数が数万件になると状況が一変し、反対意見、いわゆるアンチが急激に増加していきます。
アクセスが少ない間は9割が自分に近い意見だったのが、アクセス数が増えるに連れて攻撃的意見の割合が増えます。
考えてみると自分と完全に同じ意見の人は自分しか居ないので、多くの人に見られるという事は、反対意見の読者が増えるのです。
「反対なら読むなよ」などと言っても彼らは毎日熱心に読んで、何かのアラや間違いを探してはコメントに書き込みます。
ブログは読者が増えるほど苦痛も増える
文字の書き間違いから知識の間違い、思い込みからの指摘や人間性への否定まで様々です。
例えばある事について書き、間違いを探して「お前の知識は間違っている。もう書くな」というのが定番です。
不思議な事にコメントで攻撃する人の多くが、書く内容は違うのだが最後に「もう書くのをやめろ」と結論付けます。
10にひとつくらいは建設的な意見もあるのだが、もうコメントを全部読むのも面倒になり、多くの人はコメント禁止にします。
特定の人だけをコメント禁止にしても、毎回違うIPで書き込んだりするので、ほとんど対策としての意味はありません。
コメントを読まなければ良いのではと思いますが、犯罪予告などがあって放置していると、ブログ管理者の責任になります。
ツイッターやフェイスブックで犯罪予告しても、自分のページなので自分の責任ですが、ブログに書き込まれると管理人の責任になるので、全てのコメントを読まざるを得ません。
まとめブログとかは最初から炎上目的なので「炎上歓迎」のところもあるが、自分で文章を書いている人の99%は荒らされるのが嫌いです。
芸能人とかはコメントを許可制にしたりしていますが、アンチのコメントを毎日全部読むのは生産的な労働とは言えない。
それよりは文章を書く事に集中して、本当に重要な意見があれば、ログインしたりメールで連絡すれば良いという結論に至ります。
コメント覧が荒れ放題なのに自由にしている人は、実はその状態を楽しんでいるのかも知れません。
こうして最初は書きこみ自由だったブログも、数年経つと我慢の限界に達してコメント禁止になるのでした。
はてブーの有名ブロガーにも、成功している人ほどアンチも多くついているようです。